みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、犬の死因の第3位、約10%程度の犬が罹患してしまう腎臓病ですが、その病気の発症の原因がはっきりと分かっていないのが現状です。
けれども、腎臓病は一旦発病してしまうと完治することはなく、上手く付き合っていくしかない病気でもあります。
腎臓病を発症してしまう原因として一般的に言われていることとしては、素材が悪く偏った食事などによる慢性的な腎臓の炎症が原因とも言われていますが高齢になるほど発生率は高くなってしまいます。
このような中で、腎臓病の原因である慢性的な腎臓の炎症の原因の一つとして「トイレの我慢」があげられています。
室内犬が多い昨今において、室内でトイレができない犬の場合、散歩までの間にトイレを我慢せざるを得ず、結果的にこれが腎臓病の原因の一つになっているというのです。
しかし、一方で成犬になってからのトイレのトレーニングは難しいのですが、愛犬の動作仕草からトイレをするタイミングを見極めて室内で排泄させることにより、スムーズに習慣化させることができます。
ピ、ピカチュウ🌟昨日のドライヤーの時!今日はあいにくの雨です…ベルくんは家でトイレしてくれない…22時間トイレしてないけど大丈夫なの???外連れて行くしかない!?😰#ダルメシアン #トイレ #犬 #子犬 pic.twitter.com/PW2KKGtazN
— 大型犬3頭のいる生活 (@DALnobellch) May 16, 2020
このため、今回は「犬の腎臓病はトイレの我慢が原因!?室内トイレをトレーニングするために大切なことは!」についてご案内します。
犬が室内でトイレができないことのリスクとは?
トイレは散歩中でしかできない犬は多い
みなさんの愛犬も多くの場合が室内犬として飼い主さんの自宅の中で飼われることが多いと思います。
そして、トイレは「絶対に外じゃないとトイレをしない」というお話もよくお聞きします。
このような場合、飼い主さんは愛犬をトイレのために外出して排泄させなければならず、大雨や強い風の中でもレインコートを着たり傘を片手にしての外出は負担となってしまいます。
更に、何らかの都合で飼い主さんが外出できない場合や外出の回数が減ってしまう場合もあり、どうしても愛犬にトイレを我慢させてしまうことなってしまうのです。
トイレを我慢する習慣で病気になる可能性がある
愛犬が室内でしかトイレができないため、トイレを我慢させ過ぎてしまうと、最も心配してしまうのは膀胱炎や腎臓病などの病気の原因になってしまうことです。
また、結石ができやすい犬の場合は膀胱に長時間尿を貯めるという行為は結石が増える原因になってしまいます。
特に、冬は飲水量が少なくなってしまうため、膀胱に尿が蓄積するまでに時間を要するため、我慢する時間も長くなりがちです。
このため、愛犬にはできるだけトイレを我慢させないように、飼い主さんとして気遣いをしてあげてください。
トイレを散歩中にしてできない場合のその他のデメリット
また、トイレを散歩中でしかできない犬の場合は、その他にもデメリットがあります。
例えば、愛犬が飼い主さんが気付かないうちに腎臓病、膀胱炎、尿石症などを発症していた場合は頻尿・排尿量の増加という症状が表れますので、飼い主さんとして愛犬の発症を気付くキッカケになりますが、散歩中にオシッコをする場合は飼い主さんとしても気付きにくくなってしまいます。
さらには、何らかの病気で室内で安静にしなければならず、外に出られないときや寝たきりになった時なども、愛犬はトイレを我慢するクセがついてしまっているので、それをキッカケにして膀胱炎などの病気になってしまう可能性があるのです。
成犬・老犬でも室内でトイレトレーニングはできる
トイレを室内でするトレーニングは、子犬だけではなく、成犬・老犬からでもはじめることは可能です。
例えば、散歩中のトイレをすることが習慣だった犬でも、介護などの必要性から室内でトイレができるようにしたいという場合でも、トレーニングによって室内でトイレができるようになっていきます。
このため、介護などでの必要性に迫られる前に、室内でトイレができるように練習しておくことで、飼い主さんとしても手間がかからなくなっていきますので、是非、室内で暮らす子はおうちの中でトイレができることを目指していきましょう。
成犬・老犬に室内のトイレのトレーニングをするためには?
成犬・老犬になってからの室内でのトイレのトレーニングは、犬によって個体差はありますが、場合によってはある程度の時間をかけて粘り強く行うことが必要になることもあります。
犬はもともと自分のニオイがする排便・排尿を、自分の生活圏内ですることは敵に自身の居場所を教えてしまうことにつながるため、本能的に生活の場から遠い場所でトイレをしようとするからです。
室内でのトイレのトレーニングでポイントは3つあります。①トイレの場所、②トイレのタイミング、③成功の場合の大袈裟な褒め言葉の3つです。
まず、トイレの場合は、室内でも愛犬のケージから少し離れた場所にトイレを設置してあげることが理想です。
飼い主さんの住宅事情もあると思いますが、ケージから少し離れていて人の出入りが少ない静かな場所の方が効果的です。
そして、トイレだと決めた場所を囲ってあげて、ペットシーツを敷き詰めてあげましょう。
愛犬も自分専用のトイレの場所を用意してあげることで、トイレ・トレーニングがスムーズにいきます。
次に、愛犬に室内でのトイレのトレーニングをするために最も大切なタイミングについてです。
タイミングは、①愛犬が起きた時、②ご飯の後など、③クルクルと回って床のニオイを嗅いでいるときなどです。
このような犬が排泄しやすい時間帯や行動を把握して、専用トイレに連れて行ってあげましょう。
例えば、朝早くにトイレに行く習慣があるために散歩に連れ出しているような場合は、朝の散歩の代わりに専用のトイレの連れて行ってあげて、「トイレ」を指示してあげてください。
また、食事の後など、愛犬がそわそわしだしたら、専用のトイレの場所に連れて行ってあげて「トイレ」を指示してあげてください。
そして、その場所で排出できた場合は、大袈裟に褒めてあげてください。褒めて褒めて「室内でトイレをしても良いのだ!」という認識をしっかりと植え付けてあげてください。
そして、仮にソソウなどがあっても叱っては絶対にダメです。
風呂場をトイレとしていた飼い主さんもいたよ
また、少し話が変わりますが、私の知り合いの飼い主さんで風呂場を愛犬のトイレとして使っておられる方がいました。
当然、夜は人がお風呂として使用されているのですが、朝一番にお風呂場にペット用のトイレを設置してあげて、シーツを引いてあげておられました。
そちらのワンちゃんの場合、留守番をする時間も長いため室内でトイレをせざるを得ない状況ですが、若干のソソウがあった場合でも簡単に洗い流すことができるというメリットもあります。
成犬・老犬に室内のトイレのトレーニングが上手くいかない場合は?
しかし、愛犬が長年の散歩の時に外で排泄するという習慣で、室内の専用トイレに連れていっても愛犬は排泄できない場合もあります。
このような場合は、散歩のときに排泄することとなりますが、その時に何かトイレをするときのサインを出してあげてください。
例えば、特定の音(スマホの呼び出し音で静かなもの)などを鳴らしてあげることによって、愛犬に、音=トイレのイメージを付けてあげることによって、室内の専用トイレに連れていって、その音を鳴らしてあげるとトイレができるようになっていきます。
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