みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は腎臓病は大丈夫でしょうか?
犬にとって腎臓病は不治の病と言われており、本当に怖い病気です。
こんなとき、何か薬はないの?と聞きたくなってしまいますが、獣医さんに聞いてもナカナカ良い薬はないようです。
一方で、薬ではなくサプリなのですが、「活性炭」を飲ませることによって、腸で老廃物を吸着することによって排出されるので、愛犬の腎機能をサポートするという効果があります。
活性炭は、植物性の「ネフガード」と石油から生成された「コバルジン」の2種類があり、ネフガードが副作用として下痢になりやすくなるのに対して、コバルジンは便秘が生じやすくなってしまいます。
今回は、「犬の腎臓病/コバルジンやネフガードって効果があるの?」についてご案内します。
タロ子のクレアチニンがこの1年で2.0→2.5と悪くなってた😿まだ6歳半なのに毛割れがひどくなってきたと思ってたけど、数値悪化も関係あったのかも。とりあえずネフガード増量。#バンコク #サビ猫 #腎不全 #ネフガード
— non-sabi (@non63435264) October 12, 2020
犬が腎臓病のときに活性炭は効果的なの?
犬は腎臓病を患うと腎機能が低下して血液中の老廃物がろ過されずに残り、体内に老廃物が蓄積されてしまいます。
体内に老廃物が蓄積されてしまうと「尿毒症」と言われる状態となり、嘔吐や食欲不振といった症状が表れます。
活性炭は、老廃物が血液とともに体の中で運ばれて「腸」を通過するときに老廃物を吸着して尿から排泄することにより、犬の身体、腸、血液を浄化をサポートするという効果が期待できます。
しかし、残念ながら活性炭は、犬の体内で発生した全ての老廃物を吸着できることはできず、併せて食事療法やリン吸着剤、更には輸液療法などと併用することによって腎臓病と上手く付き合っていくことが求められます。

また、活性炭は末期の腎臓病の犬には効果を期待することは難しいのが現状です。
しかし、高齢犬で腎不全と診断され、獣医さんからは「もっと数か月」と言われていたような場合でも、食事療法やリン吸着剤、輸液療法などと併用して3年以上も生きることができた子もいます。

コバルジンとネフガードとの違いは?
前述のとおり、コバルジンが石油から生成されたものなのに対して、ネフガードは植物性のものです。
両者ともに、食事に混ぜて与えるのですが、食べ物の味を変えないという利点があります。
しかし、水には溶けにくく口当たりが悪いコバルジンに対して、ネフガードの場合は水に溶けやすく口当りに問題はありません。
しかし、コバルジンが下痢を生じやすくなるのに対して、ネフガードの場合は便秘にやりやすく、飼い主さんによっては愛犬の便の状態によって使い分けされている方もおられます。
最後に
犬にとっては不治の病と言われている腎不全ですが、飼い主さんの対処法によっては余命は大きく変わってきます。
その中で、ここでご紹介させて頂いた「活性炭」は一つの有効な手法だと言えます。
獣医さんによっては、活性炭を服用することに否定的な方もいると聞きますが、違う獣医さんに診てもらうとネフガードを勧められ、次第に食欲を取り戻して元気になっていったという話も聞きます。
犬にも個体差がありますので、処方内容に、「合う、合わない」ということはあると思いますが、食欲も元気もなくなっていく愛犬を見ていると何らかの方法を試してあげたいと思うのが飼い主さん気持ちだと思います。
是非、一度試してあげてください。
コメント
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[…] そして、腎臓の働きは悪くなってしまうため、リン、ナトリウム、カリウムもうまく排泄できなくなるので、食事制限の対象となります。 なお、腎臓の働きを少しでもやわらげてあげるため、リン等の吸着剤などを食事と共に与えてあげる方法もあります(これらの吸収剤は粉末であるため、与えるのが難しく、思うように服用させにくいという意見もあります。)。 関連記事:犬が腎臓病のときにコパルジンやネフガードって効果があるの? […]
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