犬が腎臓病で震えだしたときのガイド/クレメジン、点滴治療、また水素水も

犬が腎臓病のとき

みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?

ところで、みなさんの愛犬は何歳ですか?犬も高齢(小型犬11歳、大型犬8歳程度)になってくるほど、身体の老化に伴ってどうしても震える原因も多くなってきます。

今回ご紹介する腎臓病も震えの原因となりますが、高齢犬に限った病気ではありません。しかし、高齢犬に多く見られる病気であり、飼い主さんとしては気を付けてあげたい病気の一つだと言えます。

今回は、「犬が腎臓病で震えだしたときのガイド/クレメジン、点滴治療、また水素水も」についてご案内します。

 

犬が腎臓病で震えるのはどうしてか?

犬の腎臓も人間と同様、細胞は生まれたときが最多で、年齢を増す事に減っていきます。

つまり、腎臓としての機能が弱ってくるのです。

そして、腎臓病の重篤な症状は、腎臓機能の75%を失ってからでないと表れません。

通常、腎臓機能は腎臓全体の25%程度を使っていれば十分に作動していて、残りの75%は遊びの状態にあります。

これが、腎臓の機能が低下していくと、徐々に機能する細胞が減っていって、残りの25%となった時点で尿毒症の症状となって表れるのです。

尿毒症の主な症状としては、食欲がなくなっていき、水分を多く飲むようになり、水のようなおしっこを頻繁にする、口臭もきつくなって、粘りけのあるヨダレに血液が混ざっていたり、嘔吐、下痢などをおこします。

さらに、音に敏感になるとともに、強い音にピックと反応するようになっていきます。

ご承知のとおり、腎臓は尿を作る臓器です。血液から尿を作って体外に排泄する過程で老廃物を身体から出してくれる役割を果たしています。

また、腎臓は血圧を調整したり、赤血球を作らせたり、骨を強くするなどの働きもあるなど、犬にとっても必要不可欠な臓器です。そして、残念なことに、年齢とともに減っていった(機能しなくなった)腎臓の細胞は元に戻ることはありません。

そして、腎臓が悪くなることによって、肝臓で処理された尿素などの老廃物を腎臓で処理することができなくなってしまって血液に溜まりやすくなり、血流が濁って身体の震えが生じてしまいます。

 

犬が腎臓病で震えるのを治療する方法は?

犬の腎臓病は高齢犬にとって、死亡原因にもなってしまう重大な病気で、実際多くの高齢犬が腎臓病で命を落としています。

もし、愛犬が腎臓病の症状が表れた場合は、獣医さんに治療してもらうより方法はありません。

仮に、腎臓が弱っていると早期発見できた場合は、クレメジンというお薬があります。この薬は、尿毒素を吸着させて便とともに排泄させる役割をしてくれるものですので、初期若しくは中期の腎不全まででしたら効果は期待できますが、後期の腎不全になってくると、このクレメジンも効果はなくなってきます。

後期の腎不全の場合での獣医さんの治療方法は、点滴透析が中心となります。

この点滴透析の場合は、どうしても高額な治療代が必要となってしまいます。しかし、治療してもらっても、一時的に良くなることはあってもそれで腎臓が治ることはありません。ちなみに、点滴透析を受けた場合の治療代は獣医さんによっても異なりなすが、1万円弱程度が目安となっています。

また、点滴透析を実施した場合、どうしても血液が薄くなってしまうため貧血を起こしやすくなり、免疫力も下がって元気をなくす犬も多々おり、次に貧血の治療が必要となってきます。

人間にとっても、犬にとっても腎臓は必要不可欠な臓器です。人間の場合は人工透析で寿命を延ばすことができますが、犬にとってはできません。

このため、初期症状である

  1. 食欲がなくなる
  2. 水分を多く飲むようになる
  3. 水のようなおしっこを頻繁にする(毒素は排出できていない)
  4. 口臭がきつくなるって
  5. 粘りけのあるヨダレに血液が混ざっている
  6. 嘔吐、下痢が多い

などが愛犬に認められた場合は、獣医さんに診てもらってください。

 

犬が腎臓病で震えるのを改善するH4Oってなに?

ちなみに、犬が腎臓病になってしまって点滴透析をされるか否か迷っている方もおられると思いますが、最後にもう一つ治療法をご案内します。

それは、H4Oつまり高濃度水素水です(水素水でも高濃度でパッケージされたものです。)。

この高濃度水素水を、普段与えている水の代わりに徹底的に飲ませてあげることにより、腎臓病の値を示すクレアチニン値が改善されたというケースを多数お聞きしています。

このH4O(エイチフォーオー)は、通販サイトなどでペット用の高濃度水素水として販売されており、人間の飲み水のようにミネラルは含まれいません。また、獣医さんによっては、既に腎臓の治療法として取り入れられてる方もいるようです。

しかし、一方で獣医さんの中には、犬の腎臓病の治療法として高濃度水素水を用いる場合に、効果には個体差があるとして、犬の腎臓病には新薬以外の治療法を良しとせず、反対される方もおられるとお聞きします。

みなさんの愛犬に、この治療法が有効か否かは実施してみないと分かりません。

全く効果がなかったという声を聞く一方で、効果があり、ずっと継続しているという話もよく耳に入ってきます。

個人的な意見ですが、一度は試しにやってみてもいいと思います。

 

最後に

以上の内容が愛犬が腎臓病で震える原因と対策についてご案内しました。

もし、みなさんの愛犬に上記のような腎臓病の初期症状が表れたら、早急に獣医さんに相談してください。

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