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犬の肉球が めくれた時に注意すること「舐めさせない!」

犬の肉球を大切にする

みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は、肉球がめくれあがってしまっているようなことはありませんか?

犬の肉球って、仔犬の頃は軟らかくて、プニプニして、触っていても飽きないですよね。
けれども、犬も人間との暮らしの中で、アスファルトの上での散歩などによって、肉球も次第に固くなっていき、保湿力の低下によりガサガサして、ひび割れたり、更にはめくれあがったりすることもあります。

こんな時、最も気を付けたいのが、できるだけ舐めるのを止めさせることです

 

今回は、「犬の肉球がめくれた時に注意すること「舐めさせない!」」をご案内します。

 

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犬の肉球の皮がめくれた場合の対処法は?

犬の肉球はどのようにしてできているの?

犬の肉球は、表面は比較的に硬いにもかかわらず、中は柔らかいなっており、その構造は表皮・真皮・皮下組織からできています。

この中で、表面を形成する表皮は分厚い角質で覆われているため、刺激に強いという利点がありますが、血管が少なく怪我をしたときに治りにくいという不利点もあり、さらに肉球には全体重がかかってしまうので、傷口が開きやすくなることも重なることで、肉球の傷はが治りにくいと言われています。

そして、皮下組織は脂肪・弾性繊・膠原線維が混在して構成されており、この構造が肉球の柔らかさと弾力性を保っています。

 

犬の肉球の皮がめくれたとき

犬の肉球の皮がめくれるときというのは、多くの場合、肉球の表皮がめくれたケースがほとんどです。

例えば、

① いつもよりもチョット長い時間の散歩をした場合
② ドックランで遊んだ場合
③ 少し温度の高いアスファルトの上を歩いた場合
④ 冬に肉球が乾燥してひび割れから皮がめくれてきた場合
⑤ 原因不明でポロポロを皮がめくれてきた場合
⑥ 急に脱皮のように肉球の皮がめくれてきた場合
などの原因や症状で、皮がめくれている場合のほとんどが、肉球の表皮がめくれているケースがほとんどです。
肉球の表皮がめくれている場合の特徴としては、ほとんど出血がなく(若しくは若干の出血や赤くなっている場合を含む。)、患部を触っても痛がらないことが多いです。
このように、肉球の表皮がめくれている場合であれば、特に獣医さんに診てもらう必要はありません。

この場合は、はがれてしまった皮をハサミなどで綺麗にカットして傷口が広がらないようにしてあげて、消毒の上、クリームやワセリン、ユベラ軟膏などの保湿性軟膏を塗ってあげれば、1~2週間ほどで治っていきます。

 

ただし、上記のとおり肉球のケガ等は治りにくいので、僅かでも出血を伴って肉球の皮がめくれている場合などは、肉球に負担がかからないように

① 散歩の時間を短くする
② 散歩は控える
③ 散歩のときに靴・靴下を履かせる など
の工夫をしてあげると治るのが早くなっていきます。

関連記事:犬に靴・靴下を履くことを慣れさせるには、どうすればいいの?

犬の肉球の皮がめくれて治りが遅いときは

しかし、一方で最近の室内犬の場合は、仔犬の頃から肉球が鍛えられていないという特徴があります。

このため、肉球の構造は衝撃や摩擦に強くなっているのですが、犬の個体差によっては感染症を発症するケースもありますので、肉球の皮がめくれて僅かでも出血などが伴っていた場合は、その症状を日々観察してあげて、悪化しているようであれば、獣医さんに診てもらう必要があります。

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犬の肉球がめくれて、出血があり、痛がるときは?

次に、犬の肉球の皮がめくれてしまっていて、
① 出血が多い。
② 患部を触ると痛がる。
③ めくれた上がった患部が深い など
の症状が認められる場合は、真皮までめくれてしまっている可能性が高いので、獣医さんに診てもらってください。
また、繰り返しになりますが、上記で記載したとおり肉球のケガは治りにくいという特徴があります。
このため、①散歩は控える、②靴下・靴を履かせてあげるなど、愛犬の肉球に負担がかからないようにしてあげてください。
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犬の肉球がめくれてても舐めてはダメ

次に、犬の肉球がめくれた時に注意したいことです。
それは、「肉球を舐めさせない」ということです。
肉球を舐めてしまうと、①犬の舌のザラザラ感と、②ヨダレの殺菌効果が効き過ぎてしまって、症状が悪化していきます。
犬は、本能的にケガをした箇所を舐めてしまいます。
そして、犬の肉球周辺には、汗腺や油腺があるため、一旦肉球を舐めてしまうと、それがクセになってしまいます。
犬も野生で暮らしているのであれば、食料を確保するなど生きていくために活動も必要なのでしょうが、人に飼われている犬は、時間をもて余してヒマにしていることが多いため、この肉球を舐めるということがクセになってしまうのです。
このため、愛犬の肉球の皮がめくれてしまった場合は、「愛犬に肉球を舐めるクセがつかないように」気を付けてあげてください。
なお、犬が肉球を舐めるのを止めさせる方法などについては、次に記載しておりますので、ぜひ、ご覧ください。
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