犬に口をなめられて病気が人間に感染することってあるの?やめさせる方法は?

犬が舐める理由と気持ち

みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?

ところで、愛犬が飼い主さんを舐めてくるというのはよくあることですよね。

その中でも、飼い主さんの口を舐めてくるということが多々あります。

けれども、ここで疑問です。犬に口を舐められて、つまり犬とキスをして衛生的に大丈夫なのでしょうか?飼い主さんが愛犬から何らかの病気が感染されてしまって、病気を発症するようなことはないのでしょうか?

ちなみに、私の周囲の飼い主さんで愛犬に舐められて病気が感染したということは聞いたことはありませんが、どのような危険性があるか調べましたので、今回はその内容をご案内します。

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犬に口をなめられて感染する病気

まず、愛犬に舐められて病気が感染することがあるのかどうかというとあります。

当然、犬と人間は異なる動物であるため、感染する病原菌なども異なるものが多いですが、中には人間も犬も感染するという病気はいくつかあるのです。

このような、犬と人間が共通して感染する病気を「人畜共通感染症」(ズーノーシス)といいます。

ちなみに、「人畜共通感染症」(ズーノーシス)とは、人間と犬だけでなく、犬を含めた脊椎動物と人間のとの間で感染する病気のこといいます。

「人畜共通感染症」(ズーノーシス)の病原体はウイルスや細菌、寄生虫などであり、代表的なものとして、狂犬病やエキノコックスなどがありますが、以下に愛犬が飼い主さんの口を舐めて感染する可能性のある病気を掲げました。

 

レプトスピラ症

「病原性レプトスピラ」という細菌に感染して起こる病気です。この病気に感染すると尿から菌を排出します。
この菌は元々ネズミが保菌しているものであるため、ネズミが多く生息している場所の水たまり、用水路のほか、ねずみの尿があると思われる場所に、愛犬を近づかせないようにしてください。

なお、この細菌に感染すると発熱、頭痛といった風邪と同様の症状が出て、重症化すると肝障害や腎障害、出血などを起こすことあります。
さらに、人間に感染が認められた場合は、他の人間へと感染することを防ぐ目的で、医師が保健所に届け出を必要とする「四類感染症」に分類されています。

 

パスツレラ症

犬の75%が口内に「パスツレラ菌」という細菌を保有していると言われています。
この細菌は、犬にとっては常在菌なので、感染しても症状が出ることはほぼありませんが、人間に感染した場合は、咳などの呼吸器症状、腫れやかゆみといった皮膚症状を発症して、重症化してしまうと肺炎や骨髄炎、敗血症になる可能性もある恐ろしい細菌です。

 

カプノサイトファーガカニモルサス症

「カプノサイトファーガカニモルサス菌」という細菌も、犬の口の中にいる常在菌です。
この細菌は、犬にとっては常在菌なので、感染しても症状が出ることはほぼありませんが、人間に感染した場合は、発熱や嘔吐、倦怠感、頭痛などを発症して、重症化してしまうと髄膜炎や髄膜炎に進行し、死に至ることもあります。

この感染症が発症すること自体が極稀なケースではありますが、国立感染症研究所によると、1976年にはじめて報告されてから世界の患者数はおよそ300人です。

日本では、2002年~2015年のわかっているだけで、14年間で55人発症し、14人死亡しています。

つまり1年で1人の割合で死亡していることになります。

低い確率ではありますが、舐められた人の体調まで気にするよりも、愛犬に家族以外は舐めるのを止めさせると教えることで危険回避出来るのであれば、そうすべきだと思われます。

 

サルモネラ症

「サルモネラ菌」は食中毒の細菌として有名ですが、犬の3~21.5%が健康な状態でも保有していると言われています。
また、「サルモネラ菌」は、ハ虫類が多く保有している菌でもあるので、愛犬が散歩中などにトカゲなどのハ虫類を追いかけたり捕まえたりしないように注意してください。
「サルモネラ菌」に感染してしまうと、嘔吐や発熱、下痢などを発症します。

 

アメーバ赤痢

「赤痢アメーバ」は微生物です。この場合も、犬に寄生してもほぼ無症状ですが、人間に寄生すると下痢や粘血便、下腹部痛などを発症して、重症化すると死亡することもあると言われています。
現在でも、発展途上国などでは、毎年4~7万人程度がアメーバ赤痢で亡くなっておられます。

 

以上、代表的なものを掲載しました。

しかし、これらの病気は、通常の日常生活を過ごしている健康な方であれば、犬に口を舐められただけで感染したり症状が現れたりすることは滅多にありません。

しかし、感染する可能性もあるのです。

このため、体力や免疫力が少ない子供やお年寄りの方、更には病中病後の方などは、十分に注意してください。

 

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犬が口を舐める理由

前述の内容は犬に口を舐められた際に感染する可能性のある病気等をご紹介させていただきましたが、一方で、愛犬に舐められる箇所はどこが多いかと飼い主さんから意見を聞くと、「口」と回答する方は多いと思います。

では、どうして犬は飼い主の口を舐めたがるのでしょうか?その理由は、主に二つあると言われています。

犬が口を舐める理由① 飼い主に「敬意を示している」

ご承知のとおり、犬の祖先はオオカミです。オオカミの群れにおいて下位の個体は、上位の個体の口元を舐めることで挨拶をしています。つまり、愛犬が飼い主さんの口を舐めるというのは、オオカミの習性が影響していて、愛犬が飼い主さんをリーダーだと認めている場合や、敬意を示す挨拶として口を舐めてくるのと言えます。

 

犬が口を舐めてくる理由②食べ物を欲しがっている

幼犬の頃は、母犬の母乳離れしていくと、母犬が食べ物を噛み砕いて、口移しで与えています。
そのため、幼犬はお腹が空いたときに、母犬の口元を舐めて「お腹が空いたよ」「ごはんちょうだい」という合図を送る習性があります。
この犬の習性が成犬になっても表れて、お腹が空いたときに飼い主さんの口元を舐めるのです。

 

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犬に口を舐めるのをやめさせる方法

前述のとおり、犬にとって飼い主さんの口を舐めるのは重要なコミュニケーションであり、愛情表現の一つです。

しかし、飼い主さんの中には、飼っている犬がいくら可愛くっても口を舐められるのはやめてほしい、という方もいると思います。
そして上記のとおり、実際に犬から感染症がうつる可能性もあるのです。

けれども、犬に口を舐められるのを露骨に拒んだら、犬は傷ついてしまいます。いくら飼い主さんが嫌でも、愛犬に口を舐められたと怒って無理やりやめさせると犬は悲しみます。

それでは、無理なくすんなりと犬に口を舐めるのをやめさせるにはどうすればいいのでしょうか?

 

犬に口をなめられるのをやめさせるには無視をする

愛犬に口を舐められるのをやめさせたい場合は、まず最初は、無視する方法をおすすめします。
つまり、愛犬に口のまわりをなめられ始めたら、無言で立ち上がったりその場を去ったりするのです。
そして、愛犬が落ち着いて、舐めてこなくなったら褒めてあげて、ご褒美を与えます。

これを繰り返していけば、愛犬は「飼い主の口を舐めるのを我慢すれば褒められる」と覚えてくれます。

 

犬に口をなめられるのをやめさせるには「おすわり」「待て」「伏せ」の基本動作をさせる

上記の無視をするという方法でも我慢できずに舐めてくる場合は、「おすわり」「待て」「ふせ」などの基本動作を覚えさせて、犬がなめようとしたらいったん止めるというのが有効です。

この「おすわり」「待て」「ふせ」のしつけの基本動作の学習方法については、次の記事に記載しましたので、是非、参照してください。

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まとめ

以上のとおり、どんなに可愛いい愛犬でも、犬は人間に感染して発症する菌を持っていると考えてください。

そして、実際に感染する人は少ないですが、現実に存在します。

このため、基本的には、愛犬に人間の口のまわりをなめさせない、また、愛犬を触ったら手を洗うといった、感染を防ぐ習慣をつけることが必要だと思われます。

 

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コメント

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