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犬が下痢で血便も混じっているとき /慌てないで!

犬が下痢をしたとき

みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、愛犬が下痢をしていて、その便に血が混じっていたことってありませんか?
そんな時って、どうすればいいのか?早く獣医さんに診てもらったほうがいいのか考えてしまいますよね。
このような場合、基本的な対応としては、獣医さんに診てもらうことが必要なのですが、何らかの事情で直ぐに行けないこともあるかと思います。

今回は、「犬が下痢で血便も混じっている場合のガイド /慌てる必要はありません!」についてご案内します。

 

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犬が下痢のときに血便が混じっている!どうすればいいの?

犬が下痢をしていて血便が混じるということは、うちの愛犬では結構な頻度であります。

うちの愛犬の場合は赤い血便が多いのですが、血便には二種類あり、赤い血便と黒い血便ががあります。

ちなみに、赤い血便は大腸性血便と呼ばれ、黒い血便は小腸性血便と呼ばれていて、それぞれの症状によって血便の原因と症状が異なってきます。

犬が下痢をして赤い血便が混じる大腸性血便のとき

犬の血便が赤く大腸性血便の場合は、併せてゼリー状の粘膜便を排泄することが多いです。
そして、この大腸性血便の原因は、下痢によって大腸の粘膜が剥がれて粘膜便となり、粘膜の剥がれに伴って出血している場合になります。

また、この大腸性血便の場合は、大腸での出血なので赤い血が出ていて、飼い主さんとして驚かれる方が多いと思われますが、比較的安全な場合が多々ありますのでご安心してください。
このため、仮に、愛犬が下痢をしていて赤い血便が混じっていても、普段通りに元気にしていて、食欲もあり、嘔吐・震えなどの症状が見られないのであれば、特に問題がなく軽い腸炎などの可能性があるので、消化の良いおかゆなどを与えて様子を見てあげてください。
しかし、余りにも大量の出血が便に混じっている場合や、その症状が3日以上続くというのであれば、獣医さんに診てもらう必要があるので、検査してもらうためにその血便を持って獣医さんのところに行ってください。

関連記事:犬が下痢のときにゼリー状の粘膜便に血便も混じっているがどうすればいいの?

犬が下痢をしていないのに赤い血便をする場合

また、この赤い大腸性血便ですが、下痢をしていなくてもゼリー状の粘膜便を排泄して、赤い血が混じっていることがあります。

その場合、血便の原因として考えられるのがストレスです。
例えば、大きな地震があって愛犬が恐怖体験をした場合や、人間からみれば些細なことでも愛犬にとってストレスとなったということがあれば、この症状が生じることがあります。

このように下痢をしていないのにゼリー状の粘膜便を排泄して、その便に赤い血が混じっている場合は、消化の良いおかゆなどを与えて様子を見ていってあげてください。

しかし、便に混じっている血が大量であったり、その症状が3日以上続くということであれば、獣医さんに診てもらう必要がありますので、検査をしてもらうためにその血便を持って獣医さんのところへ行ってください。

犬が下痢をして赤い血便を3~5日ごとに繰り返す場合

これは、赤い血便が伴う大腸性血便を3~5日ごとに繰り返す場合です。

うちの愛犬も、原因不明でこの症状に陥ったことが多々ありました。

うちの愛犬の場合、獣医さんから言われた対処方法は、犬用の処方薬と、1日間の絶食、さらに1日間の消化の良い獣医さんから購入した食事でした。

その時に獣医さんから指導を受けた内容は、大腸、直腸が慢性的に弱っていて、愛犬の腸炎が重くなったり、軽くなったり、治ったり、新しく炎症を起こしたりしていると思われるので、一旦、絶食によって胃腸を休ませてあげる必要があるとのことでした。

この結果、愛犬の血便は治りました。

犬が下痢をしていて黒い血便が混じっている場合

犬の黒い血便は小腸性血便といわれています。この症状は、犬が食べ物を消化して身体に必要な栄養分を吸収する役割を持つ小腸に異常があった時に発症するものです。

この小腸性血便に伴って発症するのが小腸性下痢で、その小腸性下痢の特徴は、1回の便の量は多くなりますが、便の回数はさほど変わらないケースが多く、便の軟らかさは、通常よりもやや軟らかい軟便からほとんど水のような水様便まで様々です。

また、小腸性下痢に伴う小腸性血便の発症は、小腸にトラブルを発症しているため、長引くと必要な栄養分を吸収する働きが鈍くなって体重が減ってきてしまいます。

さらには、この小腸性下痢に嘔吐を伴うと犬の身体が脱水症状が生じやすくなって重症化することがあります。

このため、愛犬が小腸性血便を排泄している場合は小腸にトラブルを発症していることが十分の考えられるため、早急に獣医さんに診てもらう必要があります。
また、獣医さんに診てもらう際には、便を検査してもらう必要があるので、その便を併せて持参することが望ましいです。

関連記事:犬の下痢の原因はなに?食べ物?食べ過ぎ?ストレス?アレルギー?

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最後に

以上の内容が、犬の下痢のときで血便も混じっていた場合の対処の仕方でした。

犬の場合は、人間と違って下痢という症状が身体の大きな負担となり、さらには様々な病気の前兆であることが多いため、注意が必要になってきます。

飼い主さんとして、愛犬の異変が目についた際には、早急に獣医さんに診てもらうことが愛犬の長生きにつながりますので、お互いに頑張っていきましょう。

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ゆう

 ワンちゃんが好きで、ブログを立ち上げました。
 犬のことで、私の知っている知識・ノウハウをみなさんに分かりやすく伝えたいと思っています。
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