みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?ところでみなんさんの愛犬は飼い主さんの行動を邪魔するようなことはありませんか?
例えば、飼い主さんが料理をしているときに邪魔をしに来たり、玄関通路に寝そべっていて人が通るのを邪魔したり、色々な手段を使ってワザとしているのかどうか分かりませんが、飼い主さんやその家族の行動を遮るようなことをすることがあります。
今回は「犬が料理を邪魔する理由は?」についてご案内します。
犬が人の行動を邪魔する理由
前述のとおり、犬はワザとかどうか分かりませんが、人がよく通る玄関廊下で寝そべっていたり、料理をしていると邪魔をしに来るようなことがあります。
そして、飼い主さんが「邪魔、どいて!」と言っても、ジロリと睨むだけでナカナカ退かなかったり、ノロノロと立ち上がり移動したりと、飼い主さんとしてはイライラとしてしまいます。
こんなことが何回か続くような場合で、例えば、その場所が温かくて気持ちがいいなどの特段の事情等がない場合は、愛犬はワザと飼い主さんと家族の行動を邪魔していると考えていいでしょう。
では、なぜ愛犬は飼い主さんの行動を邪魔するようなことをするのでしょうか?
その答えは、愛犬は飼い主さんよりも自分の方が立場が上であると考えているからです。
そして、飼い主さんの行動を察知している愛犬は、自分の許可なく自分の群れを一員が勝ってに行動することを制限しようとします。
このため、愛犬は飼い主さんが料理をしたり、廊下を通ったりすることを制限して、自分の力を誇示しようとしているのです。
犬が飼い主さんの行動を監視している?
また、犬が飼い主さんの行動を監視するようなケースもあります。
例えば、飼い主さんがお風呂に入っていて間、ずっとお風呂の入り口で待っているようなことはありませんか?
そのような場合、飼い主さんの反応としては、「私とずっと一緒に居たいので入り口の前で待っているのね。」と考えてしまいがちですが、愛犬にしてみれば、単に見張られているだけかも知れません。
このように、ワンちゃんが、飼い主さんよりもリーダーの群れの序列順位で上だと勘違いしてしまっているケースで多いのが、飼い主さんが普段の飼育の中で甘やかし過ぎていることです。
勿論、犬ももって生まれた個性というものもありますが、例えば、一人暮らしの女性と一緒に暮らしている犬は、飼い主さんがどうしても甘やかしがちになってしまうため、どうしても犬は自分が飼い主さんよりもリーダの群れの序列で下位という認識が薄れていることがあります。
そして、愛犬の認識の中で、人と犬のリーダーとしての序列が乱れて自分がリーダーだと錯覚するときがあるのです。
犬に飼い主がリーダーであることを認識させる
このように、犬が飼い主さんよりも序列順位が上だと勘違いしてしまっている場合、そのままの状態にしておくと飼い主さんの行動を単に邪魔するだけでなく、様々な問題行動に発展しかねません。
このため、散歩でも、食事でも、遊びでも、人が実権を持っていることをしっかりと認識させる必要があります。
この認識をさせるために最も重要なのが、「お座り、伏せ、待て」の訓練です。
これをしっかりと訓練することにより、愛犬の問題行動はほとんどなくなっていきます。
無駄吠えをする、家具を噛んで破損させる、留守番中にトイレができないなどの問題行動は、「お座り、伏せ、待て」ができるようになってくると、犬が持つリーダーに従うという本能によって改善されてくるのです。
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