犬が震えるのが高齢が原因の場合はどうすればいいの?

犬が震える原因と理由

みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?

ところで、みなさんの愛犬はおいくつですか?先般、ニュースを見ていますと日本では飼い犬も高齢化が進んでいるとか。

犬は高齢になってくると、若い頃に比べて、身体が震えることがどうしても多くなってしまいます。

今回は、犬が震えるのは高齢のせい?についてご案内していきます。

 

犬が震える原因は高齢になるとどのようなものがあるの?

犬が震える原因は様々ですが、主なものとしては、寒さ、痛み、恐怖、発熱、興奮、メンタルなどがあげられます。

そして、高齢犬になると、上記の主な震える原因のほかに、後ろ足が震えるなどが加わってきます。

ちなみに、高齢犬とは何歳以上の犬のことをいうのでしょうか?

犬種によっても異なりますが、小型犬の場合は11歳、大型犬の場合は8歳が人間にたとえると60歳に相当すると言われています。

そして、犬は高齢になると後ろ足が震えるだけでなく、上記の主な原因により震える機会も多くなります。

つまり、犬は高齢になると寒さを感じやすくなり、病気・ケガも多くなり痛みを感じることも増え、耳が遠くなって周囲の気配を感じにくくなって急な音に驚いたりするほか、身体が弱ってきますので不安感が増して、若い頃に比べて身体が震えることが多くなってしまいます。

 

犬は高齢になると後ろ足が震える?

高齢の犬の場合は、個体差はありますが、骨や神経などに異常が生じていなくても、後ろ足がかなり震える子がいます。

この症状は「老齢性振戦」といい、高齢化によって自律神経のコントロールがうまくいかないことが原因だと言われています。この症状を人に例えると、高齢者で手が震える方がおられますが、症状としては同じです。

この後ろ足の震えは、犬が座っていたり、寝そべったりしていたりしている姿勢から立ち上がる際に多くみられますが、運動をすることによって悪化するとも言われています。

そして、残念ながら特別な治療方法はありません。

このため、愛犬が立ち上がる際には支えてあげたり、滑らないマットなどを敷いてあげるなどして、立ち上がりやすい環境を作ってあげてください。

 

犬の高齢による震える病気はどんなものがあるか?

また、犬の高齢によって震える原因は、「老齢性振戦」以外にも、「甲状腺機能低下症」や「副腎皮質機能低下症」などホルモンバランスの崩れや、「股関節の異常」や「腰回りの神経疾患」などでも震えが生じることがあります。

さらには、「慢性腎不全」によって震えが生じることがあります。「慢性腎不全」は腎臓が悪くなることによって、肝臓で処理された尿素などの老廃物が腎臓で処理がうまくできなくなってしまって血液に溜まりやすくなることで血流が悪くなり身体の震えが生じてしまいます。

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犬が震える原因は高齢に伴う筋力の衰え?

一方で、上記の「老齢性振戦」とまではいかないものの、高齢犬の中には筋力が衰えることによって、立ち座り、移動などの動作ごとに、足腰をブルブルと震わせている場合もあります。

ちなみに、立ち座りで足腰を震わせているような場合は、今から筋力アップは難しいと思われます。

このため、愛犬が高齢犬(小型犬11歳、大型犬8歳)ぐらいまでには、散歩を小まめに連れて行ってあげるとともに、ドックランなどで運動する機会を与えてあげるなど、運動不足にならないことが必要です。

運動する機会が多い犬は筋肉量が増えて、基礎代謝が高くなり、体温も高く保つとともに、グルタミンという免疫に関する成分が活発化して、病気になりにくい、震えにくい身体を作っていきます。

このため、散歩でも、たまには軽い登り坂のあるコースに挑戦してみたり、土や草のにおいを嗅げる場所を選ぶなど、いろいろなコースを探索して、愛犬と素敵な時間を過ごしてください。

また、日常の散歩のコースについても、少しずつ変更してあげて変化をつけてあげることによって、新鮮味が生じるとともに、少し長い距離を歩かせてあげるなどの工夫をしてあげてください。

 

最後に

以上の内容が、高齢犬の震えの原因と対策についてでした。

人間の場合は、元気な高齢者ほどよく動いて働いています。私の周囲にいる犬の場合も同じで、元気な高齢犬ほど、よく動いて・散歩して・遊んでいます。

そして、その高齢犬の元気の基本は散歩にあると言えます。

犬は、個体差はありますが、ある程度の運動量が元気の源になっています。

高齢犬になると、動きはゆっくりにはなってきますが、それでも運動をすることによって筋肉量が増えて、基礎代謝が高くなり、体温も高く保つとともに、グルタミンという免疫に関する成分が活発化して、病気になりにくい、震えにくい身体を作っていくのです。

ここで必要なのが、飼い主さんの高齢犬に対する接し方です。もう歳だからと、あまり動かないように扱っていくと、それが原因で愛犬も動かない習慣が付いてしまいます。

若い犬と同じという訳にはいきませんが、できるだけ多くの運動量を確保できるようにしてあげてください。

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