みなさん、こんにちは!
愛犬は元気にしていますか?
ところで、愛犬の歯磨きって上手くいってますか?子犬の頃から習慣付けておく必要があるとよく聞きますよね。
実は、うちの愛犬は4歳になるまで歯磨きを嫌がってしていませんでした。
くちゃくん歯磨き中👍
とてもお利口です⭐️#犬 #歯ブラシ #歯磨き #歯石 pic.twitter.com/ADLbgZq0M1— いぬの幼稚園バウバウ (@phwauwau) September 20, 2016
その代わりといっては何ですが、歯磨きガムを代用していました。
しかし、愛犬の口臭が気になるようになって、口に中を見てみると、茶色の箇所が無数にあり、中には黒いところまでありました。
そして、獣医さんに診てもらったところ原因は歯石とのことで、獣医さんに除去してもらいました。
その時に言われたことは、
①歯磨きガムは歯垢・歯石を落とすのに一定の効果はあるが完全に除去できるものではなく、あくまでも歯磨きや歯石取りの補助的な役割であるとのこと
②このため、まずは歯磨きを少しずつ慣れていくように習慣づけること
③歯垢・歯石がたまっていくと歯肉炎・歯周病へと進行していき、歯周病菌が全身に蔓延すると心不全、腎不全等の原因になること
ということでした。
う~ん、愛犬の歯が単に白色が茶色なっていたということが、これほどの影響があるとは・・・
ちなみに、犬は虫歯になりにくい反面、歯周病になりやすく、一説によると3歳の犬の8割程度が軽微なものも含めて歯周病にかかっているということでした。
今回は、犬の歯が茶色い/歯石を取り除く方法は?についてご案内します。
犬の歯が茶色い原因はなにか?
犬の歯の茶色くなっている原因として主に考えられるのは、①歯石、②虫歯、③エナメル質形成不全の3種類で、犬の歯は黒い原因と同じです。
そして、歯石、虫歯、エナメル質形成不全ともに、黒いよりも茶色の方が症状が軽いと考えていいようです。
この中で、最も多い原因として考えられるのが歯石です。
犬の歯が茶色い原因が歯石の場合の対処法
犬の歯が茶色い原因が歯石の場合は、この歯石を除去する必要があります。
歯石を除去するのは、愛犬が嫌がらなければ飼い主さんが行うことも可能ですが、私も含め周囲の人の経験談から、慣れていないと愛犬は確実に嫌がります。
特に歯石で色が茶色に変色するぐらい溜まっていたのであれば、普段からあまり歯磨きができていないと思われるため、歯磨きを通り越して歯石を取るというのは至難の業だと思われます。
このため、獣医さんに全身麻酔をしてもらい、歯石除去をしてもらう方がいいと思います。
なお、料金は獣医さんによって異なると思いますが、うちの場合は55,000円でした。
しかし、今後の問題としては経済的な観点も含めて、飼い主さんが歯磨きと歯石取りをしてあげる方がいいと思います。
犬の歯を茶色くする歯垢・歯石を取り除く方法は?
うちの愛犬の場合は2年前に歯石の除去をしてもらう以前は、歯磨きは嫌がるので一切行わず、代わりに歯磨きガムを与えていました、というかそれしか方法がないと思っていました。
しかし、獣医さんによると、歯磨きガムは一定の効果はあるものの補助的な役割でしかなく、例えば歯磨きガムを使うことによって歯磨きの回数を減らすというような効果はありますが、それ以上の効果は期待できないということでした。
ちなみに、犬の歯は虫歯にはなりにくいのですが、歯垢が溜まりやすい性質を持っていて、フードを食べた後で6~8時間くらいすると歯の表面に菌が付着・増殖してネバネバしたものができてきます。このネバネバしたものが歯垢なのです。
この歯垢は3~5日すると石灰化していき歯石への変化していきます。ちなみに、人間の場合は歯垢が歯石に変化するのが1か月程度と言われていますので、犬の歯の場合は虫歯になりにくい反面、そのようなデメリットを持っているのです。
そして、この歯石はザラザラしているため、さらにこの上に歯垢を溜まりやすくしていき、歯石が増えていくというサイクルが繰り返されます。
このため、歯垢のうちに歯磨きで取り除くことが一番の方法になってきますが、この頃はナカナカ愛犬が歯磨きを嫌がってできませんでした。
こうしたことから、うちの愛犬の場合は、まずガーゼや歯磨きシートで歯垢を拭き取るという方法を少しずつ行っていくことから始めて、少しずつ慣れさせていくことを心掛けるようにしていきました。
ちなみに、ガーゼや歯磨きシートは、手軽で負担も少ないため、歯磨きをしない日でも歯磨きシートは実施するよう心掛けています。また、うちの愛犬の場合は研磨剤を合わせて使っています。
しかし、このガーゼや歯磨きシートの場合は、人間の場合と同じで歯周ポケットの中の歯垢や菌は取りきれませんので歯ブラシによるブラッシングの補助という形での使用となります。
また、ペットショップやネットサイトなどで、スプレータイプの『ReDenta(リデンタ) 犬猫用・歯石ケアスプレー』という製品があり、それを犬の歯にスプレーしてあげると磨かなくても歯石を取れるという商品があります。
効果は個体差があるということがネットに記載されていたので獣医さんに相談したところ、あまり期待しないほうがと言われていたのですが、試しに購入してみたところ、うちの愛犬の場合は一定の成果がありました。
しかし、この商品もあくまでも補助的な役割のものです。
また、このスプレータイプの『ReDenta(リデンタ) 犬猫用・歯石ケアスプレー』を使用することによって、愛犬に口の中をケアされるという習慣、特に奥歯をケアされるという習慣が身に付いたのが大きいかったです。
最後に
うちの愛犬は獣医さんのところで歯石を除去してもらった後、少しずつ歯磨きを習慣づけていき、2年たった今では一応は歯石をとっても大人しくするようになりました(たまに機嫌の悪いときはありますが・・・・)
現在では、歯磨きは2日に一回を夕食後に、歯磨きをしない日は夕食後に研磨剤を使って歯磨きシートを使用しています。
また、歯石は2~3か月に一回、口臭っぽいのしてきたなというタイミングで実施しています。
ちなみに、歯磨きガムは毎日おやつ替わりに与えています。
人間と同じで犬も歯は大切なので、今後とも愛犬の歯を大切にしてあげてください。
コメント
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