犬が吠える夜が静かになるガイド／特選３つの具体的な方法で静かな夜に

　みなさん、こんにちは！愛犬は元気にしていますか？

　ところで、みなさんの愛犬は夜中に吠えるようなことはありませんか？これって本当に近所迷惑にもなりかねないのでヤメテと思わず思ってしまいますよね。反対に、ご近所の犬が夜中に「ワン！ワン！」とやられると、「おいおい、うちは静かにさせているぞ。うちの犬まで反応したらどうするだよ」と思ってしまいますよね。

　そして、飼い主さんが、愛犬が夜に吠えることによって、睡眠不足になってしまうと、愛犬の世話が嫌になりかねないという事態にまで及びかねません。

　こんなとき、どうすればいいのでしょうか？どんなふうに「しつけ」ていけばいいのでしょうか？

　今回は、「犬が吠える夜が静かになるガイド／特選３つの方法で静かになる」で、具体的な方法ををご案内していきます。

犬が吠える夜を静かな夜にするための方法

　犬の祖先はオオカミだと言われていますが、犬は本来は群れをなして生活してきた動物です。このため、犬は基本的には、「寂しがり屋さん」なんですね。

　そして、犬の中には、夜になると、その組み込まれたDNAから仲間を求めるように吠える子もいます。吠え方も、若干、遠吠えのような犬もいると思います。

　このため、仮に、夜になって、愛犬の遠吠えで飼い主さんが構ってしまうと、愛犬は、遠吠えすると構ってもらえるという学習をしてしまい、愛犬は夜の吠えるということが習慣となってしまいます。

　したがって、夜、愛犬が吠えたとしても、無視するのが一番良い方法なんです。

　しかしながら、あまり放っておくと、前述のとおりご近所の迷惑にもなりかねません。

　このため、具体的な次の３つの方法をご案内します。

　愛犬が夜に吠えだしたら、夜に吠えてはダメということを分からせるため、愛犬をビックリさせることを目的に、騒音を立てるという方法があります。

　例えば、机をたたく、床を新聞紙を丸めたものでたたくといった方法で、「ドン」「ガツン」といった音を突然に立てて愛犬をビックリさせるという方法です。

　この方法で気を付けないといけないのが、その音を出しているのが飼い主さんだと分からないようにする、どこからその音がでているのかを分からなくするということが必要なのです。

　仮に、音の発生源が飼い主さんだと分かってしまうと、愛犬は新しい遊びかと学習してしまうケースもあれば、愛犬が飼い主さんに恐怖を覚えてしまうケースもありますので、音の発生源が飼い主さんだと分からないようにしてください。

　なお、飼い主さんの基本姿勢は、吠える愛犬を無視するということは変わりません。あくまでも愛犬を無視した対応の中で音を出すということですので注意してください。

　犬の嗅覚は、人間よりもはるかに優れています。

　このため、人間にとって嫌な臭いは犬にとっても嫌な臭いでもあるので、例えば「酢」の臭いなんかは人間にとっても犬にとっても嫌な臭いです。

　このため、犬が夜に吠えたら、「酢」を３～５倍に薄めた水をコップに入れるなどして、犬のハウスの近くにおいてみてください。

　これで、愛犬も吠えたらダメだということがはっきりと分かってきます。

　そして、吠えなくなったら、その「水」をハウスから外してあげてください。

　そうすることで、吠えなければいいのだということをしっかりと学習させることができます。

　また反対に、その「水」を置き続けるのは逆効果となります。吠えていないのに、嫌な臭いがし続けていると、犬はどうして罰を受けたのかが分からなくなりますし、その臭いに慣れてしまうケースもあります。　

　なお、この場合でも飼い主さんの基本姿勢は、吠える愛犬を無視するということは前例と同じです。あくまでも愛犬を無視した対応の中でハウスの近くに酢を３～５倍に薄めた水を置くということですので注意してください。

　犬、特に子犬の場合、静かな夜に視野が広がっていると、不安になってしまい、吠えるケースもあります。

　このため、犬のハウスを布地なので覆ってあげて、犬の視界を狭めてあげることによって静かになるケースがあります。

　そうすることによって、特に子犬の場合は、落ち着いてくれるのです。

　愛犬も暗くなってしまって、もう寝る時間であるということをしっかりと理解させてあげてることが必要です。

　以上、犬が吠える夜を静かにするための具体的な対応方法をご案内させていただきました。

　繰り返しになりますが、犬は群れをなして生活してきた動物です。それが番犬や狩りなどで使われるために品種改良されてきて、犬種として吠えるように品種改良されてきたものもあります。

　このため、種としてやむを得ないところもありますが、それでも無駄吠えは、人間社会においては迷惑な話でもあります。

　根気強くしつけていってください。