犬が散歩のときに他の犬に吠えるのをやめさせるには？

みなさん、こんにちは！愛犬は元気にしていますか？
ところで、みなさんの愛犬は散歩中に他の犬に吠えたてるというようなことはありませんか？

今回は「犬が散歩のときに他の犬に吠えるのをやめさせるには？」についてご案内します。

犬が散歩中に他の犬に出会ったら

みなさんの愛犬は、散歩の途中に他の犬に出会ったとき、ことごとく吠えたてたりしていませんか？

中にはうちの愛犬、散歩の途中で出会う犬、出会う犬に対して、ことごとくに吠え立ててて、相手の犬と飼い主さんに申し訳なくて仕方がないという飼い主さんもいると思います。

更には、他の犬からお尻のニオイを嗅がれると、噛みつこうとしたり、ドッグランでボール遊びをしているときに、他の犬が入ってこようものならワンワンと吠えたてる、というような場合もあります。

犬は群れの中で生活してきた動物なのに、うちのコは本当に他のワンちゃんと仲良くできないの？と、飼い主さんとしては、自分の子供が友達と仲良くできないのと同様、本当に心配してしまいます。

しかし、犬が他の犬と仲良くできない理由は、様々で一つではありません。

どのような場面でも他のワンちゃんと接触したがらない社会性にやや乏しいワンちゃんの場合や、普段は他のワンちゃんと一緒に過ごせるけれども、一緒に遊ぶとなると独占欲が強くすぎて、例えばボール遊びであれば絶対に他の犬に取られたくなので一緒に遊べない場合などがあります。

ボール遊びを他のワンちゃんと一緒にできない場合は、ボールを横取りされると思ってしまっているのでしょう。

犬には遊びも本気も区別はありません。自分のボールを他の犬が咥えてしまえば、怒ってもしかたありません。

このような場合は、初めはリードをつけた状態で、他のワンちゃんと遊ぶのに慣れることから始めてはいかがでしょうか。

また、他の犬に対して、すぐに吠え立ててしまう場合は、とても柿がりな性格なのか、或いは攻撃的な性格のどちらかの場合が多いようです。

特に、他のワンちゃんに噛まれた経験がある場合など、他のイヌに怯えて吠え立て、自分も噛みつこうとすることもあります。

さらには、性格が神経質な子もいます。犬種的には、例えばチワワは勇敢で大胆な性格の子が多いのですが、一方で体が小さいために警戒心も強く、ほかの大きなイヌに出会うと吠えかかって威嚇することが多いのです。

この他にも、吠えることが元々の仕事だった犬種もあります。

例えば、テリア系やダックスフントなどは、元来は猟犬で、吠え立てながら獲物を追う習性があるのです。

さらに、獲物を捕まえたら吠えて飼い主に知らせるのも猟犬の仕事でもありました。したがって、吠えたてることがこれらの犬種のDNAに組み込まれているのです。

とは言うものの、散歩中などで、突然、他のワンちゃんを攻撃してしまって、ケガなどさせてしまったら大変です。

このため、散歩中に他の犬を見かけたら、飼い主さんが愛犬にしっかりと注意をしてあげて、大人しくできる距離を保ってあげることから徐々に慣らしていってあげることが必要です。

それでも、吠えてしまうような場合や、「うー」と唸っている場合では、「座れ」「伏せ」を命じて、愛犬を落ち着かせてあげましょう。

これを繰り返していくと、愛犬も他の犬に対して、吠えたてることはダメなことなのだと学んでいくことになります。