みなさん、こんにちは!
愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は飼い主さんの手足をペロペロと舐めにきていますか?
犬は会話ができないため、コミュニケーション手段として、なめにくるというのは多々あろうかと思います。
しかし、一方で、飼い主さんとしても愛犬とのコミュニケーションを図るため、舐めてくると可愛いという気持ちもあろうかと思いますが、仮に手足でも舐められている時間が長くなってくるとしつこさを感じるのではないでしょうか?
つまり、5ー10分ぐらいであれば『可愛い』と感じるところが、30分以上舐められて『うざっ』となってくることも多いと思います。
今回は、そんなときの対応についてお話しさせていただきます。
犬に手足をなめられて衛生的に問題ないのか?
犬の口の中には様々な菌が生息しています。
その中には、犬には発症しないものの、人間には発症するものなどもあります。
このため、仮に愛犬が飼い主さんの口などを舐めるのであれば、そのような菌に感染する可能性も出てきますが、飼い主さんの手足を舐めているというのであれば、飼い主さんがケガや皮膚炎などの場合も除き、菌が体内に浸入してくる可能性はほとんどなく、問題はありません。
しかし、前述のとおり、犬の口の中は様々な菌が生息していますので、飼い主さんの手足を愛犬が舐めた後は、石鹸などで洗うことをお勧めします。
また、仮に愛犬が飼い主さんの口を舐める場合に、愛犬から人間に感染する恐れのある病気は次のとおりです。
犬に手足をなめられるのは愛情表現
また、飼い主さんによっては、愛犬が口を舐めてくる代わりに、なめられていい箇所として、手を差し出す人もいます。
この考え方は、愛犬は飼い主さんへの愛情表現として舐めて来てくれているので、これを受け止めてあげてたい。たたし、口を舐められたのでは病気に感染するおそれがあるため、舐め終わった後で石鹸で洗える手を舐めさせるというものです。
ペット本に書いてあった内容ですが、犬は、『吠える』『臭いを嗅ぐ』『舐める』のが仕事のようなもので、犬にとってこれらの行動は本能的なものです。
中でも『舐める』は、犬が発する愛情伝達行為なので、飼い主さんとして支障のない範囲で受け止めてあげてください。
犬に手足をなめられるのがしつこいので止めさせる方法
しかし、一方で愛犬が舐めてくるといっても、場合によっては、飼い主さんをうんざりされるぐらいにしつこく、30分以上舐めてくる犬もいます。
いくら愛犬が可愛いといっても、毎日30分も舐められたのでは、飼い主さんもウンザリしてしまいます。
そんなときは、愛犬が舐め続けるのを無視して、その場を離れるという対応が一番いいです。
そして、落ち着いて、舐めてこなくなったら、大袈裟に誉めてあげる、或いはご褒美を与えてください。
これを何回か繰り返すことによって、愛犬も、短時間を舐めるのはいいけれども、長時間舐めてはダメだと理解させることができます。
できれば、5分なら5分、10分なら10分と時間を決めて、その時間が来たらアラームやタイマーが鳴るように設定しておくと、愛犬も音が鳴って舐めるのを止めたら誉められると覚えられます。
犬が手足をなめることをやめないときの対処方法
また、愛犬によっては、本当にしつこく舐めてきて、飼い主さんの顔を見ると飛びかかってくるようにやってきて、舐めさせなければ歯を剥き出しにして怒る犬もいます。
この場合は、明らかに愛犬の問題行動に分類されますので、しつけの基本動作(お座り、待て、伏せ)をさせて、やめさせる必要があります。
なお、しつけの基本動作「お座り、待て、伏せ」が出来るようになるための練習方法は次のとおりです。
また、しつけの基本動作「お座り、待て、伏せ」が出来ていない愛犬の場合は、舐めている最中に、愛犬が舐めるのを止めるような大きな音を出して気をまぎらわす、飼い主さんの手足に犬の嫌いな酢をかけるなどの方法もあります。
犬が知らない人の手足をなめるのをやめさせる方法
また、犬によっては、散歩中などに知らない人に舐めにいくケースもあります。
この場合、愛犬に舐められて喜ぶ人もいるとは思いますが、何らかのトラブルの元にもなりかねないので、基本的には止めさせるべきだと思います。
その場合、愛犬に舐めるのを止めさせるために、『ダメ』『NO』を強く言い聞かせて、飼い主さんやその家族以外の人を舐めてはダメと理解させてください。
ちなみに、犬に舐められることで感染症に『カプノサイトファーガカニモルサス』という感染症があり、手足などの部位が壊死して切断したり、重症化すると死亡してしまうこともあります。
この感染症が発症すること自体が極稀なケースではありますが、国立感染症研究所によると、1976年にはじめて報告されてから世界の患者数はおよそ300人です。
日本では、2002年~2015年のわかっているだけで、14年間で55人発症し、14人死亡しています。
つまり1年で1人の割合で死亡していることになります。
低い確率ではありますが、舐められた人の体調まで気にするよりも、愛犬に家族以外は舐めるのを止めさせると教えることで危険回避出来るのであれば、そうすべきだと思われます。
まとめ
うちの愛犬には、家族の顔を舐めるのを禁止しています。
子犬の頃は、いつでも甘えてきて、顔、手足、服をペロペロを舐めてきて、禁止してもなかなか守れないので、ペロペロ病と呼んでいました、
また、このペロペロ病は、知らない人にもなりふり構わず発動されていたので、、、、
我が家では、犬が私にキスしたり口をなめそうになったら、止めさせるため「お座り」の指示です。
「お座り」ができたら、「イイコ」と大袈裟にほめて、たくさん撫でてあげます。
言葉でほめた後に、「ペロペロして」などと言って、手を出してなめさせたりもします。つまり、なめていい場所を差し出して、「ここならいいよ」と許可してあげています。
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