みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、愛犬が腎臓病を発症してしまったときに飼い主さんとして最も困るのが食事についてです。
多くの場合、獣医さんから勧められたフードを与えることが多いと思いますが、よくお聞きする話として処方されたウェットフードを食べさせると、下痢をする若しくは便が柔らかくなってしまうということがあります。
このような場合、食物繊維が豊富なキャベツをトッピングしてみると下痢・軟便が治まっていきます。
けれども、下痢の場合は具合悪いのですが、軟便の場合は形が崩れない程度の軟らかさであれば問題ありません。
今回は「犬が腎臓病の処方フードを食べて下痢をするときはどうすればいいの?」についてご案内します。
犬が腎臓病で処方食を食べて下痢をする原因は?
愛犬が腎臓病を発症してしまうと、獣医さんから最初に言われることは食事についてです。
多くの場合、獣医さんから紹介された腎臓病用のフードを与えることになりますが、愛犬も慣れないフードを与えられて、①食べてくれなかったり、②最初は食べていたけど次第に食べなくなっていったり、③下痢をするようになったりします。
そして、その状況を獣医さんに相談しても、違う腎臓病用のフードを案内される程度の回答しかもらえず、その案内された新しいフードが愛犬に合って問題が解決すればいいのですが、ナカナカに合うものがなく、同じ悩みを繰り返すということも多々あるようです。
ちなみに、獣医さんにドッグフードの相談をする場合、獣医さんによってはしっかりとした回答をしてくれる方もいますが、獣医さんでもドッグフードについて詳しい方は限られていて、多くの場合は他のフードのサンプルを渡されて試してみてくださいという回答が多いと思います。
実際のところ、獣医さんは大学の勉強の中で、動物の詳細な栄養学は学ばないということだそうです。つまり栄養学に詳しい獣医さんは、自分で学んでおられるということなので、そんな獣医さんに巡り合った場合は貴重な方なので本当に大切にしてください。
しかし、栄養学を学んでおられない獣医さんでも、現在、愛犬が服用している薬などで下痢の原因になるようなものを服用していないかは分かるはずですので、仮に薬を処方されたときは、その副作用も併せて確認する必要があると言えます。
犬が腎臓病用のフードが原因で下痢になった場合は
食事を腎臓病用のフードに切り替えると、愛犬が下痢を引き起こすことがあります。
しかし、この場合での下痢は2~3日間は様子をみてください。といいますのは、犬は今まで食していなかったものを食べた場合なので下痢を生じることは結構あるのです。
特に、一般のドライフードから腎臓病用のウェットフードに切り替えた場合、従来よりも多くの水分量を摂取することになりますので、下痢が生じてしまうことがあります。
そして、3日以上が経過しても下痢がいっこうに治まらない、或いはかなり軟らかい軟便の状態が続くというときは、食事に食物繊維が豊富なキャベツをトッピングしてみてください。
なお、キャベツのトッピングする際には、キャベツを茹でこぼしした後で与えてあげるとリンなどの腎臓病を悪化させる成分を除去することができます。
犬が腎臓病のときは軟便でもいいのか?
一方、下痢とは言わないまでも腎臓病用のウェットフードを食べることによって軟便となることがあります。
しかし、軟便といっても、どの程度の軟らかさでしょうか?
実は腎臓病の犬にとって最もベストな便の軟らかさは、形が崩れない程度の軟便がベストです。
反対に硬くなり過ぎると便秘の恐れがあります。便秘は腎臓病の犬にとって大敵です。
このため、形が崩れない軟らかさとまではいかないまでも、軟らかい程度の便なのであれば問題はありません。
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