みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、犬って環境の変化に敏感ですよね。
例えば、家具が新しくなった場合などでもストレスを感じてしまう子もいるくらいです。
こんなに環境の変化に敏感な犬ですから、飼い主さんの家族に、例えば赤ちゃんが生まれたような場合は、愛犬にとっては天地創造の出来事ともなってしまうのです。
このため、愛犬が赤ちゃんに吠えるというのは、ある意味で当然の事なのかも知れません。
今回は「犬が吠える原因が赤ちゃんの場合の対処方法は?」をご案内します。
犬は赤ちゃんが嫌いなの?
愛犬にとって、家族が増えるというのはとても一大事です。
しかも、大きな声で泣く赤ちゃんは、嗅いだことのない二オイがすることもあって怖がることすらあります。
また、新婚時代から夫婦に可愛がられて飼育されてきた子にとっては、飼い主さん夫婦に赤ちゃんが生まれると、その赤ちやんに吠えかかることもあります。
これは、赤ちゃんの存在が大きな環境の変化の原因であるとともに、赤ちゃんが来るまでは独占していた飼い主さんからの愛情が赤ちゃんに向けられていることを感じて嫉妬から攻撃的になるのです。
実際、よく愛犬と遊んで外にも連れ出していたママさんは、赤ちゃんにかかりっきりになるでしょうし、赤ちゃんが生まれたばかりの頃は、朝夕の散歩ですら難しくなっても仕方がないくらいママさんは忙しいはずです。
また、パパさんも、赤ちゃんが生まれるまでは「ただいま」と帰宅すると一番初めに愛犬を抱き上げていたのに、赤ちゃんが生まれてからは真っ先に赤ちゃんのところに行ってしまいます。
現実的な光景として、これが赤ちゃんを迎えた家庭での愛犬と取り巻く環境なのではないでしょうか。
こんな新参者の赤ちゃんに対して、愛犬はどんな気持ちなのでしょうか?
例えば、二頭目として子犬の飼育が始まったときには、一頭目のイヌは自分の縄張りへの新参者として見て、序列は自分の方が上だと思い、飼い主さんの関心を奪われたことに嫉妬します。
このような状況は、人間の赤ちゃんに対しても同じであり、愛犬としては序列は「自分が上だ」と感じていると言われています。
このため、飼い主さん夫婦の愛情を自分以上に集める赤ちゃんへの嫉妬は激しく、赤ちゃんに対する吠え方も過激になり、噛みつく恐れもあるくらいです。
したがって、飼い主さんとしては、愛犬に対する愛情が無くなった訳ではないことと、しかれど赤ちゃんのほうが序列は上なのだということを、きちんと教えなければならないのです。
犬に赤ちゃんと仲良くさせることを教える
赤ちゃんと愛犬との居場所を、愛犬が吠えるから、噛むかもしれないからという理由で隔離すると、かえって愛犬の不満は増してしまいます。
それよりも、むしろ愛犬が赤ちやんを受け入れれられるような状況を作ることが大切です。
例えば、ベビーベッドの側で愛犬を抱きあげて赤ちゃんを覗かせたり、赤ちゃんのニオイを嗅がせたりして、愛犬が大人しくしていたら「ごほうび」のオヤツを与えてあげて下さい。
ここで重要なことほ、あえて赤ちゃんと同じ場所・空間で愛犬を可愛がってあげることです。
これにより、愛犬にとって赤ちゃんと嬉しいことが結びつくようにします。
また、同時に赤ちやんのほうが、序列が上位だということも愛犬に理解させる必要があります。
この方法としては、赤ちゃんが居るところで愛犬は可愛がるけれども、赤ちゃんを可愛がっているときは、愛犬が「かまって」と騒いでも無視することです。
パパさんもママさんも、赤ちゃんを育てるだけで大変かもしれませんが、一方で飼い主さんとして、家族の一員である愛犬が赤ちゃんと早く仲良くなれるように、様々な工夫をしてあげて家族全員が仲良く暮らしていけるようにしてあげてください。
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