みなさん。こんにちは!
愛犬は元気にしていますか?
ところで、愛犬の歯が知らない間に黒くなってしまっていることはありませんか?
実は、うちの愛犬も、黒くなっていたことがありました。
その頃、何だか愛犬の口臭が気になるということが家族の話題となって、犬って虫歯にならないと聞いているのに何が原因なのという話題になりました。
だけれども、うちの愛犬は歯磨きは嫌がるし、代わりに歯磨きガムは与えているけど、それじゃ不十分なのかなぁということになり、それで、嫌がる愛犬の歯を何とか見たところ、何と歯に黒い箇所を発見しました。
「えっ、これって虫歯?どうすればいいの?だけど、ただでさえ、歯磨きさえ嫌がるのに、どうすればいいの?そもそも、獣医さんに見てもらうということでいいの?」
色々と家族で話しをしたところ、やっぱり獣医さんに診てもらうしかないっかっということで獣医さんのところに行って来ました。
すると、獣医さんからは、すぐに「歯石ですね」との診断があり、「歯磨きしてますか?」と聞かれました。
「嫌がるのでしていません。代わりに歯磨きガム与えてます。」と答えたところ、獣医さんからは、歯磨きガムは一定の効果はありますが、やっぱりキチンと磨いてあげないと歯石はとれないとのことでした。
そして、「ほとんどの犬は歯磨きは嫌がります。少しずつ少しずつ慣らしていってください。」と
言われ、取り敢えず、今回は黒くなっている箇所以外のところも歯石が歯にべったりとついているので、獣医さんのところで取ってもらうため、予約をして帰りました。
そして、後日、歯石を全身麻酔でとってもらいました。料金は検査とか何だかんだで55,000円ぐらいだったと思います。
今回は、「犬の歯が黒いときの対策ガイド/黒くなっているのは歯石?虫歯?」についてご案内していきます。
犬の歯が黒いことの原因で考えられること
犬の歯の黒い原因が歯石がたまっている場合
犬の歯が黒い場合で、一番よく聞くのが歯石が原因だと考えられます。
人間の場合、歯が黒くなるというと虫歯をイメージしがちですが、犬の唾液はアルカリ性が強いなどの影響で、犬が虫歯になる確率は5~6%と言われています。
つまり、犬の歯が黒いことの原因は、私の経験上、まず、歯石が溜まっているのではないかと考えましょう。
ちなみに、歯石で歯に黒い箇所があるぐらいだと、うちの愛犬のケースのように、歯全体に相当に蓄積されていると思われるので、口臭がするケースが多いのではないでしょうか。
また、普段に歯磨きをしてもらっている愛犬でも、うまく磨けていない箇所などがあると、その箇所だけが黒くなってしまっているということもあるようです。
歯石は、愛犬が嫌がらなければ飼い主さんでも除去できます。ペットショップ、ネット通販で販売している「歯石取りペンチ」「スケラー」などの道具を利用すれば可能です。
けれども、うちの愛犬のように、歯磨きですら嫌がってできないのに、歯石取りは全くダメでした。
理想は、愛犬が幼いうちから、少しずつ慣らしていくことだと思います。
けれども、愛犬の歯が歯石で黒い箇所ができるぐらいに溜まっている場合は、うちの愛犬のように歯磨きができていない場合が多く、結局、獣医さんに全身麻酔をして除去してもらう以外の方法はないと思われます。
ちなみに、料金の方は前述のとおり、全身麻酔で内臓検査なども合わせて55,000円ぐらいかかりました。
なお、さすがに獣医さんだけあって、歯石の除去の後、愛犬の歯は白く綺麗になり、口臭はなくなりました。
関連記事:犬の歯が茶色くなってきたけど歯石?虫歯?
犬の歯が黒い原因が虫歯の場合の対処法と治療費は?
前述のとおり、犬の場合は虫歯は珍しいと言われており、その発生率は5~6%程度だと言われています。
ちなみに、なぜ、犬は虫歯が少ないかという理由は、①犬の唾液はアルカリ性が高いこと、②食事に糖質が少なくアミラーゼという消化酵素が唾液中に含まれていること、③犬の歯は咬合面がある歯が少ないこと、④犬は食事の時に咀嚼する時間が短いこと、などがあげられます。
けれども、噛み合わせ部分の凹んだ箇所に黒い点のようなものがある場合などは虫歯の可能性があります。
もし、虫歯の場合は、獣医さんの診てもらい、初期段階であれば、歯を削って詰め物をしてという治療となり、虫歯が進行している場合は、歯の神経である歯髄を除去する、さらには抜歯するということになり、人間の虫歯治療と同じ流れです。
一方で、その治療費ですが、犬の場合は歯の治療は全身麻酔となってしまうため、料金は病院によっても異なりますが、30,000円~100,000円(平27日本獣医師調べ)程度かかってしまいます。
犬の歯が黒い原因がエナメル質形成不全の場合
その他で犬の歯が黒い原因として考えられるのは、犬の歯の場合もエナメル質形成不全という病気も考えられます。
エナメル質形成不全の場合、犬の歯の表面にあるエナメル質という層の発達が不十分な状態であるため発症してしまうものです。
エナメル質形成不全の場合、軽症であれば歯の表面にぽつんと小さなしみができる程度ですが、重症の場合は下にあるゾウゲ質が完全に露出し、歯の表面が茶色・黒色となります。
この場合は、獣医さんの診断が不可欠となってきます。
犬の歯が黒い原因の対策は「歯磨き」
犬の歯が黒い原因の主なものは、前述のとおりですが、獣医さんに聞いたところ、このいずれもが歯磨きが予防方法の一つになると言われ、愛犬も少しずつ歯磨きをするように習慣ずけていくようになりました。
愛犬を撫でで、褒めて、話かけて、口をめくって、見えない角度からサッと歯ブラシを出して、前歯をシュシュシュと磨いて、さらに褒めるというところから始めていきました。
あれから、おおよそ2年近くたち、歯磨きも歯石取りも一応はできるようになりました。
繰り返しになりますが、犬の歯は虫歯になりにくい反面、歯垢・歯石がたまりやすく、それが歯肉炎、歯周病の原因となっていくと言われています。
そして、歯周病菌が血中に入り込み体内をめぐると、心臓や腎臓で炎症を起こし、心臓や腎臓に悪影響を与えて慢性心不全や慢性腎不全・腎炎の原因にもなります。
人間にとっても、犬にとっても、歯はとても大事なので、愛犬の笑顔のために歯を守ってあげてください。
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