みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしてますか?
ところで、皆さんの愛犬は下痢をしているときに併せて嘔吐までし始めたことはありませんか?
うちの愛犬は下痢体質なので、実は下痢のときに嘔吐するというのは結構あります。
現在は6歳の成犬ですが、子犬の頃は、下痢をして嘔吐してということが多々ありました。
そして、慌てて獣医さんのところ行って診てもらい、お薬と食事をもらっていました。
今回は、「犬が下痢で嘔吐までし始めたときのガイド /獣医さんに診てもらう必要があるかの判断基準は?」についてご案内します。
犬が下痢のときに嘔吐もした場合の対応
まず、愛犬が下痢をしているときに嘔吐もし始めた場合に、一番気を付けなければいけないのが脱水症状です。
水分は下痢を改善させるためには余り摂取し過ぎるのは逆効果となってしまいますが、それでも脱水症状を引き起こしてしまうことを考えると、愛犬が欲しがる水分は摂取させてあげることが必要です。
また、愛犬が下痢と嘔吐をしている場合は、どちらか一方だけの場合よりも病気の可能性が高くなってしまいます。
そして、下痢と嘔吐をしている場合で病気の可能性がある場合は、当然、獣医さんに診てもらう必要がありますが、その獣医さんに診てもらうか否かの判断は、子犬、成犬、老犬別でおよそ次のとおりとなってきます。
子犬の場合に獣医さんに診てもらうか否かの判断
子犬の場合は、まず、基本的に獣医さんに診てもらう必要があると考えてください。
ただし、愛犬の下痢・嘔吐の回数も量も少なく、愛犬が普段通りに元気で食欲もあり、震えるなどの症状がないのであれば、ただの消化不良や軽い腸炎の可能性が十分にあります。
このため、愛犬には消化の良いおかゆを与えていくことによって症状が改善されていくのなら獣医さんに診てもらう必要はないと言えます。
しかし、子犬の場合に気を付けておかなければ行けないのが、感染率、致死率が高いと言われるパフボウイルスの存在です。
仮に、もし犬パフボウイルスに感染しているという場合でも、その初期症状は下痢と嘔吐から始まるのです。
子犬の場合は、犬パフボウイルスのワクチン接種をしていても抗体が出来ずに重症化してしまうケースが散見されています。
このため、子犬の場合については、仮に愛犬に元気、食欲があって、震えていなくても、その症状が3日以上続くというのであれば獣医さんに診てもらう必要があります。
また、その他にも愛犬がウイルス・感染症を引き起こしている場合については、他の犬にも感染する可能性もありますので、飼い主さんとして他の犬に近づけないように注意することが必要となってきます。
また、愛犬が胃腸炎・膵炎などを起こしている場合も、下痢と嘔吐が症状として現れます。この場合は発熱が伴うことが多くあり、早期に獣医さんに診てもらう必要があります。
関連記事:犬の下痢の原因はなに?食べ物?食べ過ぎ?ストレス?アレルギー?
成犬の場合に獣医さんに診てもらうか否かの判断
成犬の場合についても、下痢と嘔吐とを二つ同時に症状として現れた場合は、どちらか一方の場合よりも病気を発症している可能性が高くなります。
しかし、普段通り元気で、食欲があるか、震えが止まらないなどの症状がない場合は、消化不良や軽い腸炎の可能性が十分あるので、おかゆなどの消化の良い食事を与えていって症状が改善されていくのであれば獣医さんに診てもらう必要はありません。
しかし、下痢と嘔吐の二つの症状が3日以上続くのであれば、何らかの病気を発症している可能性が高くなりますので、獣医さんに診てもらう必要があります。
老犬の場合に獣医さんに診てもらうか否かの判断
当然に老犬の場合についても、下痢と嘔吐とを二つ同時に症状として現れた場合は、どちらか一方の場合よりも病気を発症している可能性が高くなります。
このため、愛犬の下痢・嘔吐の回数が多い、元気がないように見える、震えているという症状があれば、早急に獣医さんに診てもらう必要があります。
また、愛犬の下痢・嘔吐の原因が、ウイルス・細菌の場合も十分に考えられますので、他の犬に感染することがないよう、飼い主さんとして他の犬との接触は控える必要があります。
また、老犬の場合は、胃腸炎・膵炎などを発症しているケースも多々あり、その場合は発熱して、痛みを伴うことがあります。
犬がどこかを痛がっている場合は、震えるというというサインを出すことが多々ありますので、震えている場合は早い目に獣医さんに診てもらう必要があります。
関連記事:犬が下痢したときの食事は?何を食べさせらたいいの?
最後に
犬の下痢と嘔吐は、人間と違って体力を使いますので繰り返して症状が現れるのであれば注意が必要です。
このため繰り返しになりますが、3日以上繰り返すのであれば、仮に愛犬が元気そうにしていても獣医さんに診てもらう必要があります。
また、子犬の場合に心配されるのがウイルスなどに感染していないかということです。
子犬の場合は、上記で紹介した犬パフボウイルスのほか、犬ジステンパーウイルスなどにも感染しやすいため、異変が認められれば、早い目に獣医さんに診てもらってあげてください。
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