みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は腎臓病は大丈夫ですか?犬にとって腎臓病は不治の病と言われていて、飼い主さんとしては本当に心配してしまいます。
そんな中、飼い主さんが一番頭が痛いのは、愛犬が餌を食べてくれないという問題です。そして、水分を摂取してくれないという問題です。
そんな時に、飼い主さんとしては果物でも食べてくえれば本当にありがたいのですが、どの果物を与えてもいいのかが分からないことがあります。
今回は「犬が腎臓病のときに果物は与えてもいいの?」をご案内します。
犬にとっての腎臓病とは?
腎臓病は犬の死亡原因第3位と言われており犬にとっては不治の病とされている大変な病気です。
腎臓は一度損傷を受けると治癒しない臓器で、さらに放ったらかしにしておくと、徐々ということではなく、一気に症状が悪化してしまいます。
腎臓病の進行は、大きく第1ステージから第4ステージの4つのステージに区分されます。
まず、第1ステージは初期段階で尿検査でしか発見されないもので、犬に症状は表れません。
次に、第2ステージは血液検査でも発見することができますが、ここでも犬に症状は表れません。
また、第3ステージとなって犬自身に症状が表れます。元気がなくなり、吐き気や食欲不振、だるさなどの症状が表れます。
さらに、第4ステージでは、末期の状態になっていくのです。
多くの場合、症状が表れる第3ステージでやっと発見されることが多いのが現状です。
そして、腎不全がさらに進行していくと、身体の中に老廃物が溜まって尿毒症等の症状が表れて、死に至る重篤な状態を引き起こしてしまうこととなります。
犬が腎臓病のときに食べてはいけないものは?食べてもいいものは?
ワンちゃんが腎臓病を患ってしまった場合、愛犬の腎臓の負担を軽減するために気を付けたいこととして、餌の食材を「低タンパク、低ナトリウム、低リン」で、「高カロリー」のものが必要になってきます。
また、ワンちゃんの腎臓の負担を軽減するために、十分な水分を摂取する必要もあります。
このように愛犬が腎臓病を患ってしまうと飼い主さんは愛犬の飲食に色々な悩みが出てきますが、その中で最も頭が痛いのは、愛犬が食べなくなった上に水分も摂取せず、そして、瘦せていくことです。
このような状況においては、飼い主さんとして、オヤツでも食べてくれればいいのではないかと思ってしまい、果物であれば水分も多く含むのでいいのではないかと思ってしまいます。
それでは、犬が腎臓病の時にリンゴや梨などの果物を与えてもいいのでしょうか?
犬が腎臓病のときに与えてもいい果物は?
まず、犬が腎臓病のときの食べてもよい食材としてリンを余り含まないことが必要です。果物別の100g当たりの①リンの含有量、②ナトリウム含有量、③タンパク質含有量、④カロリーは次のとおりです。
・ 干し柿 62 mg 4 mg 1.5g 276kcal
・ アボガド 55 mg 7 mg 2.5g 187kcal
・ キウイフルーツ 32 mg 2 mg 1.0g 53kcal
・ いちご 31 mg 2 mg 0.9g 34kcal
・ バナナ 27 mg 0 mg 1.1g 86kcal
・ なつみかん 21 mg 1 mg 0.9g 40kcal
・ はっさく 17 mg 1 mg 0.8g 45kcal
・ みかん 15 mg 1 mg 0.7g 46kcal
・ 柿 14 mg 1 mg 0.4g 60kcal
・ 梨 11 mg 0 mg 0.3g 43kcal
・ りんご 10 mg 0 mg 0.2g 54kcal
犬が腎臓病のときにバニラアイスクリームを与えてもいいの?
果物も食べなくなってしまった場合は、一度試しに与えてみてください。
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