みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、犬が腎臓病のときは、何を与えるのかは本当に悩ましい問題です。
腎臓の機能が悪くなるので、タンパク質、リン、ナトリウムがうまく排泄できなり、食事制限の対象となってしまいます。
しかし、一方で腎臓病を患ってしまうと、どうしても食欲が落ちてしまうので、愛犬の好物に制限されている成分が多く含まれている場合は与えていいのか否かは迷ってしまいます。
特に、果物はある程度の甘味があり水分も多いので好物だという犬も多いのですが、与えてもいいのかどうかは本当に迷ってしまいますが、結論から言いますとバナナは腎臓病を患っている犬にとって良い面もあれば悪い面もあります。
このため、定期的に実施する血液検査等の数値を確認しながら、少しずつ分量を減らして与えていけば問題はありません。
今回は「犬が腎臓病/バナナをガイド/セレトニン分泌効果が大切」をご案内します。
バナナの成分は?
犬が腎臓病を発症してしまった時は、食べ物からの腎臓の負担を軽減するため、「低タンパク、低ナトリウム、低リン」で、「高カロリー」のものが求まられることとなります。
バナナ🍌大好き😍#チワワ#犬#バナナ pic.twitter.com/3wNayFrIDV
— もんちゃん&ちびちゃん (@monchan_chibi) July 7, 2020
その点、バナナはカロリーは高そうですが、リンとかナトリウムとかの成分は多く含んでいるのでしょうか?
ここで、実際の果物別の100g当たりの①リンの含有量、②ナトリウム含有量、③タンパク質含有量、④カロリーを御案内しますと次のとおりです。
・ 干しぶどう 90 mg 12 mg 2.7g 301kcal
・ 干し柿 62 mg 4 mg 1.5g 276kcal
・ アボガド 55 mg 7 mg 2.5g 187kcal
・ キウイフルーツ 32 mg 2 mg 1.0g 53kcal
・ いちご 31 mg 2 mg 0.9g 34kcal
・ バナナ 27 mg 0 mg 1.1g 86kcal
・ なつみかん 21 mg 1 mg 0.9g 40kcal
・ はっさく 17 mg 1 mg 0.8g 45kcal
・ ぶどう 15 mg 1 mg 0.4g 59kcal
・ みかん 15 mg 1 mg 0.7g 46kcal
・ 柿 14 mg 1 mg 0.4g 60kcal
・ 梨 11 mg 0 mg 0.3g 43kcal
・ りんご 10 mg 0 mg 0.2g 54kcal
この表から、バナナはリンゴ・梨の倍以上のリンと、5倍以上のタンパク質を含んでいるとともに、1.5倍程度のカロリーを有していることが分かります。
犬の腎臓病にバナナは適していないのか?
ストレスを和らげるセロトニンの分必を促す
食欲を増進させる葉酸を多量に含んでいる
まとめ
以上のとおり、バナナは腎臓病を患っている犬にとって良い面もあれば悪い面もあります。
このため、バナナを毎日のようにオヤツとして食べていた愛犬に毎日与えることは止めた方が良いと言えます。
しかしながら、少しずつであれば摂取しても問題はなく、特にバナナが大好物だったコにとってはバナナを食べることが大きな喜びとなりますので、分量を減らして与えてあげてください。
与え方としては、病気前に与えていた量の1/3程度から始めて、定期的に実施する血液検査等の数値を確認しながら分量を増減しつつ与えていくことで対応してあげてください。
腎臓病を患ってしまうと、どうしても食欲が低下してしまいます。
こんなとき、大好物を食べさせてもらうことで食欲が増進することもありますので、ぜひ、みなさんも試してみてください。
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