みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は避妊手術(若しくは去勢手術)は受けられましたか?
今日よもぎは避妊手術を行います。
犬の避妊や去勢についてはいろいろなご意見があると思いますが、家族で相談して避妊することに決めました。
手術は一日で終わるようで夕方には帰ってきます。心配はつきませんが、今は元気な姿で帰ってくることを祈るのみです。#パグ #pug #避妊手術 #犬 #dog pic.twitter.com/3qEirLbOAm
— パグ犬よもぎちゃん (@Yomogi_Pug) October 30, 2019
よくお聞きするのが、避妊手術後、うちの愛犬は病院から帰ってきて、ベットの下に隠れて3日も震えたままで、食欲も元気もないけれども大丈夫なの?という内容です。
一方、ネットの情報で飼い主さんの書き込みなどを見ると、病院から退院して直ぐに走り回っていたという犬もいれば、一週間元気がなかったという犬もいるし、さらには避妊手術後の予後が思わしくなく、亡くなってしまったという犬までいます。
では、どうすればいいのでしょうか?
愛犬が震えている理由は手術後のお腹が痛いからなのです。そして、犬ごとに個体差がありますが、大抵の犬は、早かれ遅かれ治っていきます。
ここで、ポイントは、愛犬対して必要以上に心配し過ぎないことです。
その理由は、飼い主さんが心配し過ぎてしまうと、愛犬は自分が置かれている立場を必要以上に理解してしまい、また、その心配されることの居心地良さを覚えてしまって、その状態が継続してしまうことがあるからです。
今回は、「犬の避妊手術後/震えが止まらない/心配のし過ぎはダメ!」についてご案内していきます。
犬の避妊手術後の震えが止まらないけど大丈夫なの?
昨日の避妊手術から無事帰還しました。なんだかぐったりしてますが、しばらくは様子を見たいと思います(獣医さんは「シャンプーさえさせなければいつも通りの生活でOK」とおっしゃってました)
応援、励まし、心配して下さった皆様にまずはご報告まで🐶
ありがとうございました😄#犬 #避妊手術 pic.twitter.com/vOKmPEM6TF— イエロースカイ (@sora20180602) June 12, 2019
犬の避妊手術というものは、お腹をメスで裂いて、卵巣(若しくは子宮)を取り出す手術です。このため、全身麻酔を実施しますので、どうしても危険が伴い、中には不幸にも亡くなる犬もいます。
特に、ブルドック、フレンチブルドック、ボストンテリアといった短頭種の場合、麻酔後に気道が閉塞してしまう危険性もありますので、全身麻酔に関しては獣医さんと十分に相談する必要があります。
しかし一方で、術後の当日に自宅に帰り、その日から歩いていたという犬もいますので、手術の経過は、本当に個体差が大きいと言えます。
しかし、一般的な例で経過を説明しますと、手術3日後ぐらいから徐々にいつもの愛犬に戻っていき、一週間後には元気に走っているというバターンか多いようです。
けれども、飼い主さんの中には、手術後3日が経過しでもずっとケージに入ったままで震えていて食欲もないので、心配して獣医さんに診てもらって大丈夫と言われたけど、本当に大丈夫なの?と心配する人も多いといいます。
ちなみに、手術後に愛犬が震えるのは、手術でお腹を切ったところが痛いことがほとんどです。
手術後に麻酔が切れたことにより、切ったお腹が痛むのはやむを得ないと言えます。
しかしながら、犬は元々オオカミを先祖に持ち、野生で生きてきたため、人間よりも痛みには強くできていると言われています(その半面、恐怖心(警戒心) は高いと言われています。)。
愛犬が手術をした後、帰宅して元気がなく震えているというのは、飼い主としてはとても心配だと思いますし、獣医さんに診てもらう必要がるという明確な判断基準もありませんので、難しい判断だと言えますが、手術後3日目と7日目を一つの目安として、どれくらい手術前の愛犬に戻ってきているかをチェックしてみて、心配なら獣医さんに診てもらってください。
犬の避妊手術後の震えが止まらない場合どうすればいいの?
犬に心配し過ぎないようにしてやさしく接する
前述では、避妊手術の全身麻酔で亡くなった犬もいることを御案内しましたが、ケースとしてはとてもレアケースです。大抵の犬は、早かれ遅かれ治っていきます。
ただ、元の愛犬に戻るまでの所要日数について、犬ごとに個体差があり、その元に戻るまでの間にベットの下に潜ってずっと震えているのでは、飼い主としては心配して当然です。
しかし、まず、飼い主さんに一番始めに必要なのは、愛犬に対して心配そうにしてはダメということです。
愛犬がぐったりして震えていると、飼い主さんが愛犬にかける言葉も、ついつい『大丈夫?大丈夫?』などと湿っぽい言葉になりがちですが、飼い主さんが愛犬を心配することによって、愛犬は自分が置かれている立場を必要以上に理解してしまい、また、その心配されることの居心地良さを覚えてしまって、その状態が継続してしまいます。
しかし、愛犬が手術後のお腹が痛くてガタガタ震えているのに、飼い主さんがハイテンションで対応することはできませんので、愛犬を無言で優しくなでであげた後、『大丈夫だよ。すぐに良くなるよ。』といった前向きな言葉をやさしく微笑みながらかけてあげるようにしてください。
犬の好きな人に会わせてあげる
また、愛犬を元気づける方法として、飼い主さん以外で愛犬が会ってとても喜ぶ人物に会わせてあけることも、一つの策です。
この方法は、一般的に元気になり始めると言われている手術3日後を経過しても、ずっと震えたままの状態であるなどの場合に試してみる価値があります。
もし、愛犬がとても好きな人で、すっかり興奮してしまい、その人に飛び付くかもしれないぐらいの人がいれば、会わせてあげることによって元気になる可能性が高まります。
ただし、あくまでも手術後ですので、はしゃぎすぎて傷口が開かないように注意してあげる必要があります。
犬の大好物な食事を与える
また、もう一つの愛犬を元気づける方法として、例えぱ(うちの場合だと)骨付き鶏肉の煮込など、愛犬の大好物を食事に与えてあげるというものです。
愛犬も痛みによって元気がなくなっているとは思いますが、食べ物に目のない犬も多いと思いますので、是非、試してみてください。
最後に
以上の内容が犬が避妊手術した後に震える場合の原因と対応についてご案内しました。
みなさんの愛犬が、避妊手術後に震えて元気がない場合などの症状があった場合には参考にしてください。
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