みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?ところでみなさんの愛犬は留守番は得意ですか?
普段はおとなしくていい子なのに、留守番をさせるといつもの性格とは全く異なる行動を見せることがありますよね。
今回は「犬が留守番できない理由ガイド」をご案内します。
愛犬は留守番ができる?できない?
皆さんの愛犬はひとりで留守番はできますか?犬によっては全然できない子もいますよね。
時として、飼い主さんが自宅に帰ると、家の中がまるで空き巣にでも入られたかのように荒らされているとビックリしてしまいます。
リビングのソファのカバーが引きずり落とされ、くちゃくちゃに丸められていて、ソファのクッションは窓の下に転がっていて、ゴミ箱がひっくり返り、畳にはイヌの爪で引っかいた跡があったりすると、片づけるだけでも大仕事になってしまいます。
こんな場合は、飼い主さんとしても、その理由と原因をきちんと考えて対処していかないと、再び同じことが起こりかねません。
それでは、愛犬がこのように留守番の時に暴れてしまう理由は何なのでしょうか?
犬が留守番のときに暴れる理由・原因は?
ご承知のとおり、犬は群れで生活してきた動物ですので、基本的に孤独が苦手です。
そして、例えば、仔犬などの場合、それまで母犬や兄弟犬と一緒に暮らしてきた仔犬が、急に孤独になったとしたら、心細くてたまらないと心境になります。
でも、多くの犬の場合は、成犬になるまでに人間との暮らしに慣れていき、ひとりの不安や心細さを我慢して、留守番もできるようになっていくことが多いものです。
ところが犬にも個性があり、中には成犬になってからも孤独であることの不安や心細さを我慢できなく、留守番ができないという犬もいます。
これは犬の「分離不安」と呼ばれている心理状態が理由・原因で、ワンちゃんが家の中を荒らしまわったという行動の理由・原因となります。
この場合、留守番をしているワンちゃんの心理状況は飼い主に置き去りにされたのかもしれないというような、ワンちゃん自身ではどうしようもない不安状態が続いており、その不安状態が破壊的行動に走らせている訳です。
ちなみに、このような「分離不安」を抱えるワンちゃんは、最近の増加傾向にある一人暮らしの飼い主さんと暮らす子に多いという傾向があります。
更には、この「分離不安」を抱えるワンちゃんは、部屋を荒らすほかには、出かける飼い主を追って「キャンキャン」鳴く、日中は外に向かって「ワンワン」吠える、夕方になって近隣に帰宅する人の足音がすると、自分の飼い主も早く帰ってきてほしいと遠吠えするなどの行動が見受けられます。
犬が留守番ができるようになるために
このような、ワンちゃんの「分離不安」による行動を避けるための一般的な方法としては、外出をできるだけ愛犬に悟らせないよう黙って出かける、けっして「お留守番よろしくね」などと声をかけないといったテクニックが良いと言われています。
この方法は、ワンちゃんがひとりでいることを気付かず慣れさせていくというものですが、この方法を繰り返すとワンちゃんによっては飼い主さんと一緒に居ても、チョット見えなくなると分離不安が生じてしまうケースもあります。
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しかし、一方で全く異なる方法として、普段の生活の中で、例えばドックランなどで愛犬を他の犬と出来るだけ遊はせる機会を作るほか、自宅でネコと同居させたり、自宅内に飼い主さんの来客もどんどん迎えいれる、飼い主さんが休日の時は外出のときは出来るだけ一緒に出かける、という機会を増やします。
そして、何よりも飼い主さんと愛犬が遊ぶ時間を大幅に増やしてあげます。
すると愛犬は、飼い主さんや周囲の人や犬とにぎやかな時間を過ごすようになり、騒いだり交流をする場所や時間帯をしっかりと持つことができて、一つの生活リズムを飼い主さんと共有できて、そのなかに愛犬だけがひとりでいる時間もあるということを覚えていけるようになります。
飼い主さんとしては、この方法を根気よく行っていってあげると、愛犬も飼い主さんの愛情を十分に感じるようになって、留守番をしているあいだはひとり遊びや昼寝をして、おとなしく過ごせるようになっていけます。
この方法は、あくまでもワンちゃんの不安を取り除いてあげるための一つの方法ですが、決して愛犬を甘やかすことなく、飼い主さんは愛犬のリーダーとして愛情を注いであげることによって、そのワンちゃんにあった不安の取り除き方を見つけていってあげてください。
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