みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は、嬉しいはずのタイミングでブルブル、ガタガタと震え出すようなことはありませんか?
例えば、大好物なはずの鶏の骨付き肉をあげようと準備をしていると、それを察して「ブルブル」、昨日は雨が降っていたので、今日は散歩に行こうね!で、服を着せてあげていると「ガタガタ」、あれ嫌がっているの?喜んでいるようにも見えないけど、嫌がっているようにも見えない、この震えは何なの?と不思議に思ってしまいますよね。
犬という動物は、寒いとき、痛いとき、恐怖を感じたときなど、危機感のあるときだけではなく、嬉しくで興奮状態にあるときも震え出してしまいます。
最も分かりやすい例でいうと、犬は留守番をしていて寂しい思いをしていたんでしょう、そんな時に飼い主さんが帰ってきて抱き上げられたときに震えているようなことはありませんか?
愛犬は嬉しさの余り、手足を思いっきり動かして喜びを爆発させたいのですが、そうすると飼い主さんの手からこぼれ落ちてしまうので、その抑制が震えになって表れているのです。
今回は、「犬が嬉しくて震える/それってどんなとき?/注意することはあるの?」という内容をご案内していきます。
犬が嬉しくて震えるときはどんなとき
それでは、犬が嬉しくって震えるときっていうのは、どんなときなのでしょうか?
一番よくお聞きするのが、留守番をして寂しい思いをしていて飼い主さんが帰宅したとき、愛犬は玄関まで迎えに来てくれて大はしゃぎして震え出すケースです。
「あれ、嬉しそうには見えるんだけれども、長時間の少し寒いところで留守番をしていていたのかな?」と思ったりしていまいます。
けれども、少し時間がたって愛犬の震えが止まったら、それは愛犬の嬉しさからくる震えですので、心配はありません。
飼い主さんとしては、そんなに喜んでくれるのは、飼い主さん冥利につく幸せな瞬間ですよね。
こんなとき、飼い主さんは愛犬を抱き寄せてあげて、幸せを満喫してください。
また、犬によっては、震えているのだけれども、喜んでいるのかどうかが分かりにくい場合もあり、「どこか痛いのだろうか?病気なのだろうか?」と心配してしまうこともあります。
けれども、前述のとおり少し時間がたって震えが止まったら、それは愛犬の嬉しさからくる震えですので心配は不要です。
その他に愛犬が嬉しさから震える場合の例示としては、
- 大好物の食べ物を見たとき
- 大好きな人と対面したとき
- 大好きな他の犬と対面したとき
- 散歩に行く前や、散歩に行くときの服を着せているとき
などがあげられます。
日常生活の中で、他のタイミングでは震えることはないのに、上記の例示のようなときだけ震えるのであれば、興奮・嬉しさからくる震えですので病気を心配する必要はありません。
犬が嬉しくて震えているときに注意することはあるの?
それでは、愛犬が嬉しくて興奮して震えているときに、注意することはあるんでしょうか?
一般的な場合でいうと、注意すべき事項はありません。しかし、興奮・喜びの余りに中には行動が野生に戻ってしまって飼い主さんに威嚇する・噛みつくというケースがあります。
これは、大好物の食べ物を与えようとするときに多いのですが、早く大好物の食べ物を食べたくて、「ウ~」と唸り声をあげて威嚇したり、食べ物を取られるないように噛みついたりすることがあります。
この場合、野生に戻る前に愛犬を冷静にすることが必要ですので、過去に飼い主さんに対して、興奮から攻撃的になったことのある犬に対しては、しつけの3つの基本動作のコマンド「お座り、待て、伏せ」を命じて、愛犬を冷静にさせることが必要です。
犬の震えが喜びからか寂しさからかを判断する
しかし、愛犬が留守番をしていて、飼い主さんが帰宅するという同じような場面で、明らかに愛犬が怒っているような、拗ねているようなそぶりを見せるケースもあります。
玄関まで迎えに来てくれて、震えているのだけれども、明らかに愛犬から放たれているオーラは「機嫌が悪い」というものです。
このような場合で考えられるケースは次のとおりです。
- 留守番中に嫌な音が聞こえて怖い目にあった
- 留守番中に寂しかった
- いつもよりも帰りが遅くて寂しかった
- 留守番中寒かった
こんな時は、ときとして、飼い主さんに噛みついたり、「ウ~」と唸って威嚇するなど、攻撃的になる場合もあるようです。
飼い主にとって、愛犬が噛みつく、人に対して攻撃を加えるというのは、非常に悲しいことですので、こんなときは、しっかりと注意をする必要があります。
しかし、愛犬にとっても辛い留守番が解消される訳ではありません。
こんなときは、例えば、使い古したシーツやシャツなど、飼い主さんの匂いのついたものを与えてください。
愛犬にとっては、ただ留守番をしているだけよりも、飼い主さんの匂いのついたものと一緒に過ごすことによって、飼い主さんと同じ空間にいるような気持ちになることができ、気分を落ち着けることができるようになります。
最後に
以上が、犬は嬉しいときに震えて喜びを表現するという内容でした。
愛犬は震えて喜んでいるのですから、本当に飼い犬さん冥利につきますよね。
けれども、「過ぎたるは及ばざるがごとし」で、上記のとおり喜び過ぎたことが興奮となって、愛犬が野生に戻ってしまうこともありますので、十分に注意してください。
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