みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで皆さんの愛犬は、飼い主さんが食事をしているときに邪魔をしに来て、人が食べているものを欲しがるようなことはありませんか?
けれども、人の濃い味付けは犬の身体には悪いというし、本当に困ってしまいますよね。
だけど、犬って味覚が余り発達しておらず、余り味が分からないともいいますし、本当のところはどうなのでしょうか?
今回は、「犬が人の食べ物を欲しがるのはどうして?」をご案内します。ぜひ、ご覧ください。
犬が人の食べ物が美味しい分かるの?
犬は、人と一緒に暮らすようになると、生活リズムや生活パターンが飼い主さんと似てくるようになります。
それは、飼い主さんの習慣やしつけが大きく影響します。
よくお聞きする例としては、例えば、飼い主さんが夜更かしをする習慣があって、次の日の昼頃まで寝ている場合であれば、愛犬も一緒に昼まで寝ていることになります。
そして、朝の散歩は真昼にすることになるのでしょうが、愛犬もそれに合わせて習慣に馴染んでいくのです。
つまり、イヌは、状況に応じた生活習慣への適応力が優秀だと言えます。
そして、この生活習慣への適応力は、食生活でも発揮されていきます。
ふつうの犬のオヤツが市販のビスケットやジャーキーだとしても、例えば、飲食業を営む飼い主さんの愛犬は、店のメニューのなかから犬が食べても問題のない枝豆とか、卵焼きなどを好物として習慣となっていきます。
しかし、一方で犬の舌には、「甘い・苦い・すっぱい・しょっぱい・辛い」の五味を感じ取る味蕾(みらい)という器官の数が人間の五分の一しかありませんので、味を余り判別することができず、ただし、とても発達した嗅覚で食べ物のニオイを記憶して、判断しているのです。
このため、愛犬は、リーダーと認めている大好きな飼い主さんが与えてくれる食べ物のニオイを判別して、喜んで食べているのです。
また、愛犬が初めて食べる餌でも、愛犬にとって美味しそうなニオイがする肉などは、そのニオイに釣られて喜んで食べているのです。
犬は味覚が鈍くても人の食べ物を欲しがる理由
このような味覚が鈍い犬ですが、飼い主さんが与えてくれたり、美味しそうに食べているものは、「きっと、おいしいものに違いない。」と素直に信じ込みます。
そして、普段は食べさせてもらえない飼い主さんが美味しそうに食事を分けてもらったときは、愛犬は味が分からなくても、「美味しかった!」というサインを出すために舌で鼻先をぺろりと舐めると、飼い主さんがとても喜ぶことも分かっているのです。
つまり、飼い主さんが食べ物を与えることで喜んでいることを愛犬は理解していますので、こんな時は飼い主さんも素直に喜んであげてください。
けれども、チョコレートや玉ねぎなど、人は食べることができても犬には食べられない食物もありますので、注意してあげてください。
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