みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんは愛犬がマダニに噛まれていてビックリしたことはありませんか?
マダニ対策としては、ダニ防止の首輪、フロントライン、飲み薬(コンフォティス)などがありますが、どれも一定の効果はあるものの100%大丈夫という訳ではありません。
特に、注意したいことは、無理には取り除かないということです。
今回は、「犬がマダニに噛まれたときのガイド /気を付けること何か?」についてご案内します。
犬がマダニにかまれたら無理には取らない
ワンちゃんがマダニに寄生されないために、色々なダニ防止グッズが販売されています。
どの商品も一定の効果がありますが、例えば、フロントラインは皆さんがよく使っている商品ですが、一長一短があり、皮膚が弱い子は点下する首の部分がただれてきたりすることもあります。
このため、皆さんがどの商品を使用されるかは、色々と試してみることが必要です。
ちなみに、うちの愛犬は、今は「ひば油」を使用しています。
そして、愛犬のブラッシングなどをしていて、下の写真のようなマダニが取り付いていたら、絶対にしてはいけないことは、①握りつぶすこと、②無理に取り剥がすことです。
まず、握りつぶすと卵が拡散されてたくさんの子マダニが発生してしまう必要があります。
次に、無理に取り剥がすと、犬の皮膚の中にマダニの口部が残ってしまって、炎症の原因になります。
このため、もし、愛犬にマダニが寄生していることは確認されたら、獣医さんに取り除いてもらうことをお勧めします。
また、自己責任になりますが、仮に飼い主ご自身で取り除かれる場合は、ダニの予防対策にもなっている「フロントラインプラス」若しくは「アースのサンスポット」を直接かけて、マダニが死んでから取り除く、若しくは「ダニツイスター」などの専用の器具で、マダニを引っ掛けてクルクルと回転させて取り除いてください。
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犬から無理にマダニを取り除いて発症する炎症とは?
では、愛犬に取り付いたマダニを無理やり取り除いて発症する炎症とはどのようなものなのでしょうか?
うちの愛犬に発症した場合をご紹介すると、「プクッ」と、まるでマダニが未だ付いているかのように腫れていました。
発症して10日程度経過して、腫れが治まらないので、獣医さんに診てもらったところ、有効な薬はなく、患部を消毒していくしかないとのことでした。
幸いうちの愛犬の場合は、患部をあまり掻くことはなかったので、1か月ぐらいで腫れはひいていきましたが、これが掻くなどして、化膿すると悪化してしまいますので、搔かせないようにしてください。
そしてもし、犬が掻きやすい箇所の場合は、エリザベスカラーなどを装着させて掻かせないようにすることも一つの方法です。
ちなみに、絶対してはいけないことは患部にフロントラインを点下することです。フロントラインは、ダニを寄せ付けない毒物ですので、患部に点下すると悪化するだけです。絶対に止めてください。
そして、もし愛犬が患部をボリボリと掻きムシってしまって、患部の炎症が悪化してしまった場合は、適当な軟膏を塗ったり、消毒薬を縫ったりするのは絶対に厳禁です。
特に、夏場は傷口が化膿したり、雑菌が繁殖しやすくなります。また、最悪の場合は臭いにつられてハエがたかり、被毛に卵を産み付け傷口からウジ虫が体内に入り生きた犬でも全身にウジ虫がわくこともあります。
このため、獣医さんに診てもらって抗生物質や消炎剤などを処方してもらってください。
また、獣医さんに処方してもらう飲み薬に「コンフォティス」という薬があります。
この飲み薬は、ノミ・マダニを1カ月駆除できつほか、卵を産めなくなる薬だと聞きましたので、処方してもらってください。
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