みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさん、イタリアングレーハウンド(通称イタグレ)という犬種をご存知ですか?
このイタグレ、はっきり言ってカッコイイ!! 細い、足が長い、洋服が似合っている、本当にインスタ映えします。
出会ってしまったので迎えました。#イタグレ pic.twitter.com/zY71U2OaFl
— 堀公亮(Kimiaki Hori)@モルワン決勝へ (@kuroinu) January 23, 2021
うちの愛犬を散歩させていて、次第に他の飼い主さんと仲良くなることもあります。けれども、相手の飼い主さんが男性だと、会釈する程度で初対面からなかなか声は掛けられないものです。
しかし、このイタグレを連れている飼い主のおじさんには、思わずこちらから、初対面なのに声を掛けてしまいました。
「この犬は、なんという犬ですか?」
「イタリアングレーハウンド。略して、みなさんは『イタグレ』と言ってますよ。」
そしてこのイタグレ、小さいのに飛ぶ、跳ねる、走る、初対面からじっとしていることはありませんでした。
ちなみに、その飼い主のおじさんによると、このイタグレという犬種は、狩猟犬なので、その運動量はハンパではなく、散歩を朝1時間半、夕方(夜)1時間半の一日2回、けれども食欲も旺盛で相当に食べる、けれども瘦せているのは、その運動量がものすごいからということでした。
その飼い主のおじさん曰く、ペットショップで買ったんだけれども、店員さんからは飼育しやすいと言われていたそうです。また、ネットなどを見ても頭がよく、しつけも早く覚えられて飼育しやすいと書いていたので買ったけど、その運動量の多さと甘えた・寂しがり屋の性格で、いつもそばに居てやらないといけないことに参っていると言いながら、無茶苦茶に嬉しそうに話しをされてました。
へぇ~、凄い犬だな思って、イタグレについて、何度かその飼い主さんと話しをしているうちに聞いた内容と、私自身が興味を持ってしまい色々とイタグレについて調べてみましたので、今回はその内容をご案内します。
イタグレをしつける方法で最もいいのはしつけ教室?
イタグレの特徴はすらっとした身体と成長とともに変わる毛の色、さらに、ローズイヤーと呼ばれるくるっと巻き込んだような形をしてい独特の耳の形です。
飼い主のおじさんのお話では、抜け毛が少なく、ボティの手触りも、とてもいいとのことなので、実際に触らせてもらうと、確かに同じ犬なのと思えるくらいのしっとりとした肌ざわりでした。
また、犬独特の臭いも少ないので、室内で飼育しても家の中に臭いが籠るようなこともないとのことでした。
しかし、気になるのはその運動量、毎日、朝と夕方に1時間半程度散歩してあげないといけないことと、週に1回はドックランに連れて行かないとストレスが溜まってしまうとのことでした。
さらに、食欲が旺盛で、その飼い主のおじさん曰く、「今までの3頭の犬を飼ってきたけど、こんなに動き回って、食べて、甘えてくる犬はいない。」と言っておられました。
そして、肝心のしつけですが、今まで3頭も飼ってきたけれども、初めて、しつけ教室に通ってしつけをしてもらったとのことでした。
一応、イタグレは頭が良く、しつけをすぐに覚えるそうですが、それを上回る運動量と食欲と寂しがり屋・甘えたの性格があり、ようは手がかかると嬉しそうに話していました。
イタグレの運動量はパンパない
例えば運動量ですが、前述のとおり、1日2回、1時間半ずつの散歩をしないと家の中で、文字通りピョンピョンと飛び跳ね、日本の住宅事情からどこかにぶつけて骨折なんてことも、よく聞く話です。
またそれだけでは、飽き足らず週に1回はドックランに連れていき、思いっきり走らせているそうです。おそるべきイタグレ。しかし、走っている姿・形も非常に絵になり、カッコイイことは間違いないです。
さらに、少し忙しくなり散歩の回数やドックランに行く機会が少なくなってくると、ストレスを溜めてしまって家の中のあらゆるものをゴリゴリガリガリと噛みまくり、破壊行動にでてしまいます。
イタグレはこう見えても留守番上手
けれども、その飼い主さんのご家庭は、共働きなので最長で8時間ぐらいはお留守番をしなければいけないときもあるそうなのですが、そこは大人しく待っているそうです。
ちなみに、留守番のときは、ケージで待っているそうですが、初めはケージに入れると「クンクンキャンキャン」鳴き、決して吠えることはなかったそうのですが、大変だったそうです。
けれども、しつけ教室の方から、ここでかまってあげると犬のためにならないと聞いていたので、徹底的に無視をして、留守番上手になれたということです。
そして、飼い主さんが帰宅後、一通りの用事を済ませてケージから出してあげると、さぞかし動き回ると思って話を聞いていたのですが、意外や意外、ひたすらに甘えてくるそうです。
飼い主さんの膝の上でゴロゴロしながら甘えてきて、まったりとした表情の寝顔を見ていると、思わずスマホで写真を撮りたくなってしまうほどの可愛さで、イタグレの魅力に取りつかれると言っておられました
イタグレの食欲はハンパない
また、イタグレも特徴として、その食欲もビックリするそうです。とにかく、人間が食べているものを全て欲しがってしまうようです。ちなみに、その飼い主さんのイタグレは、今までにどんな体調でも食事を残すことはなかったとのことでした。
そして、この食欲を抑えるために、「マテ」を教えることは絶対に必要です。しかし、一方で普通に飼い主さんが教えていたのでは、食べるものを目の前にして待たされることはナカナカ上手くいかず、しつけ教室に通ってようやくできるようになったとのことでした。
イタグレの性格はハイテンションで甘えた
そんな行動的なイタグレですので、性格はとてもハイテンション。ちょっと遊んであげると家の中も走り回っているそうです。実際、私が散歩で会ったときでも、まるでアルプスの少女ハイジに出てくる子ヤギのように、ピョンピョンと飛び跳ねていたかと思うと、スッーと走っていき、慌てて飼い主さんが伸びきったリードを引っ張っているシーンを見たことは1度や2度ではありません。
そして、イタグレのもう一つの性格、それは前述のとおり飼い主さんへの甘えです。
確かに、あのインスタ映えする容姿でマッタリと甘えられたら、犬好きにとっては、たまらない幸せを感じそうですね。
イタグレをしつける方法で必要なのは忍耐?
その後、イタグレの飼い主さんと話しをする機会が増えて、色々と聞いていくと、その方曰く「初めは相当の戸惑いがあったけれども、今もしイタグレの子犬を飼育するのなら、しつけ教室には行かなくても自分でできる。」とのことでした。
このイタグレという犬種、相当に魅力があるようです。
しかし、もしみなさんの中で、イタグレを飼いたいと思っておられる方はおられますか。
まず、初めて犬を飼うという方は、できればしっかりとしたノウハウを勉強すべきだと思います。あのハイテンションと運動量にはビックリしてしまいます。
そして、犬の飼育時間として、何時間程度使えますか?散歩だけで1日に2~3時間を要するというのは、少なくとも私にはできないところです。
けれども、イタグレの、あのインスタ映えする容姿と、飼い主の心を癒す膝での居眠りにハマる方が多いのは頷けます。
コメント