みなさん、にんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は留守番のときにもしっかりとトイレはできていますか?
ワンちゃんによっては、普段の生活ではしっかりとトイレができているのに、留守番をさせると家の中にオシッコの跡が点在しているような子もいます。
飼い主さんとしては、思わず「どうして留守番だとオシッコを失敗するの?」と思ってしまいますが、これは愛犬が飼い主さんにかまってほしいことからでた行動です。
今回は「犬が留守番のときにトイレができないのは飼い主さんにかまってほしいから!」についてご案内します。
犬が留守番中に粗相
ワンちゃんも仔犬のときはケージの中に敷かれていたトイレシーツの上に好きなときにオシッコをしていました。
それが成長していくと、散歩中にトイレが出来るようになっていきます。
しかし、雨の日が続くなど、散歩に行きにくい日が続く場合などのために、室内に愛犬のトイレの場所を決めておられる飼い主さんが多いとお聞きしますし、それが一般的なワンちゃんのトイレのトレーニングの方法だとも言えます。
一方で、上記にワンちゃんのトイレのトレーニングがきちんと出来ていたにもかかわらず、急に愛犬が家の中のいろいろな場所で粗相をしてしまうことがあります。
この愛犬がトイレのトレーニングが出来ていたにもかかわらず、急に粗相を始めるきっかけが留守番中だということをよくお聞ききます。
例えば、いつもは飼い主さんが近所のスーパーへの買い物の間という短時間の留守番しかなかったにもかかわらず、チョット長い時間家を空けて、帰ってみると、玄関にも、リビングの片隅にも、愛犬のオシッコのあとがチビり、チビリと点在しています。
この状況に驚いた飼い主さんが、愛犬の粗相を拭き取った後、愛犬が元気なくシュンとしてケージに入って明らかに反省している様子です。
この状況に飼い主さんは、愛犬の元気のない様子が可哀そうになって、「お留守番が寂しかったのね」といって、抱き上げてしまっていませんか?
実は、この飼い主さんの対応が、愛犬が留守番中にトイレができなくなる原因です。
犬が留守番中に粗相をする原因
確かに、愛犬にとっては長時間の留守番が寂しかったでしょう、このため、できるだけ留守番はしたくない、と愛犬は訴えたいのですが、ワンちゃんは話をすることはできません。
この状況において、愛犬はなんとか訴える方法を考えて、慰めてもらう方法を画策します。
そして、「もしかしてトイレを失敗したら?」と飼い主さんを試した結果だと言えます。
実際にチョット粗相をしてみたところ、まんまと作戦が成功したと言えるでしょう。
このため、この成功体験に味をしめた愛犬は、次からは留守番させられるたびにトイレ以外の場所にオシッコしては反省したフリをして、最後は飼い主さんに抱き上げてもらうという方法で、かまってもらう手段を手に入れることになります。
つまり、愛犬はけっしてトイレの場所を忘れたわけではありません。
その証拠として、留守番以外のときは粗相をしないはずなのです。
犬が留守番中に粗相をしなくするためには
この愛犬が留守番のときに粗相をするのを治させる方法としては、飼い主さんは、粗相をさっさと片付けて、あとは無視するしかありません。
愛犬は、粗相をした後、反省してみせても、飼い主さんが構ってくれないと分かってくれば、やがて留守番中の粗相もしなくなっていきます。
また、留守番中の粗相以外にも、部屋の模様替えをした場合、さらには新しいぺットがやって来たというような場合にも、ワンちゃんは家中にオシッコをチョロ、チョロと撒き散らすことがあります。
これは、愛犬にとって環境の変化に対応しようとする心理から生じる行動で、愛犬自身の存在を印象づけるために行うというワザとのオシッコです。
このような場合の対応策としては、留守番のときとは逆です。
愛犬自身の存在は飼い主さんにとって十分であることを分からせるために、十分に構ってあげてください。
そして、愛犬の存在を忘れていないよ、分かっているよ、認識させてあげましょう。
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