みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで愛犬は涙やけしていませんか?うちの愛犬は少しですが涙やけをしていました。
一方、知り合いの飼い主さんの中で、ポメラニアンの飼い主さんがいますが、そのポメラニアン、涙やけがヒドイ状態でしたが、これが完全に治ってしまっていました。
ある日、散歩であって本当にビックリ!ほぼ完ぺきに涙やけがなくなっていました。
思わず「えっ!」、どうしたらそんなに綺麗になれるの?とその飼い主さんに聞きました。
すると、その飼い主さんが言うには、試行錯誤で色々なことを試した結果、「涙やけ」が改善されて安心しているとのことでした。
今回は、その飼い主さんから直々に教わって、うちの愛犬も涙やけが治った、「犬の涙やけをケアしてあげよう/マイボーム腺の活性と、マイコクロリン眼軟膏を活用」をご案内していきます。
ポメラニアンの涙やけをケアするためマイボーム腺を活発にする
犬の涙やけの原因は色々な原因があげられています。
フードを変えれば治るとか、涙点や鼻涙管が未発達な状態であるとか、鼻涙管が老廃物で詰まっているなど、色々な理由があげられています。
しかし、涙やけを発症している場合、マイボーム腺を活性化していくと、改善されるケースは多々あります。
涙やけは、涙が目から溢れて出て目元の毛に付着して毛を変色させて発症するものですので、涙が目から溢れ出ないようにする必要があります。
涙やけになっていない犬の場合は、目の状態はまぶたの上にあるマイボーム腺から分泌される涙膜の油分が瞳を覆っていて涙が目の外に流れださないようになっています。
しかし、このマイボーム腺から分泌される涙膜の油分が少ないと、瞳の中の水分を保ち切れず、涙として流れ出てしまう状態となった結果、涙やけとなっているのです。
このため、今回ご案内する方法は、「マイボーム腺」を活性化して、そこから分泌される油腺を促して涙やけを改善しようとするもので、その方法は、次の4段階から構成されています。
- 蒸しタオルで温める
- 目の周辺、目と目の間のマッサージ
- 動物用・マイコクロリン眼軟膏を両目に塗る
- 片目ずつまばたき体操を20回ずつする
ここでは、まず初めに蒸タオルで温めていく方法からご案内していきます。
蒸タオルでマイボーム腺を温める
方法といってもとても簡単です。熱いお湯で温めたタオルを十分に絞り、人肌よりも温かいと感じるような40℃ぐらいのタオルを、両目に覆いかぶせます。
子犬又は若い犬などの場合は、突然のことでビックリして嫌がるかもしれませんが、ご褒美を与えるなどして、3分程度は温めてあげてください。
目の周りを温めることによって、血流の流れを良くして、マイボーム腺の働きを活発にしようとするものですので、この蒸タオルで温めることは準備運動的な役割を果たすことになります。
目の周辺と目と目の間のマッサージ
蒸タオルで温めた後は、愛犬の目の周辺と目と目の間を撫でるように軽くマッサージしてあげてください。
時間にして1~2分で構いません。やさしく、あくまでも撫でるように同じ個所を2~3回撫でであげた後は、またすぐにその横を撫でるようにして、目の周辺と目と目の間をマッサージしてあげてください。
動物用・マイコクロリン眼軟膏を両目に塗る
次は、この行程の難関の一つ、動物用・マイコクロリン眼軟膏を両目に塗るという作業です。この眼軟膏はアマゾンなどのネット通販で購入することができます。
この眼軟膏を目に塗るのは始めの1~2回はすんなりとできたのですが、うちの愛犬の場合、これを塗る視界が悪くなるようで、3回目以降は結構嫌がってました。
しかし、ここはみなさんの飼い主としての腕の見せどころです。すんなりと決めてください。
なお、塗り方は、眼軟膏の説明書にも書いていましたが、塗るというよりも、少量を下目(あっかんべーした状態の赤目)にスッと入れるという感じで塗ってあげてください。
片目ずつ大きくまばたきをさせる
最後は、飼い主さんが手で、片目ずつを、強くまばたきをさせてあげてください。
マイボーム腺は、上まぶたにあり、まばたきをして、下まぶたと接触すると油腺が分泌させています。
このため、飼い主さんは、愛犬を膝の上などに乗せて、飼い主さんの両手で目を開けたり閉じたりしてあげて、愛犬のマイボーム腺からの油腺の分泌を促してください。
片目ずつ20回ずつ実施すればOKです。
まとめ
以上の作業が愛犬のマイボーム腺を活性化して、油腺の分泌を促す方法でした。
繰り返しになりますが、涙やけは様々な原因が考えられます。しかし、涙やけの根本的な原因は涙が溢れ出るので目元の毛がやけてしまうことにあるので、涙があふれ出ないように、涙膜の油分の分泌を促すというやり方です。
ちなみに、これを習った知り合いの飼い主さんは、この方法と食事をフードから手作りに変えたとのことでした。
涙やけと言えども、健康管理の一環の中で行うものなので、食事の変更は必要なようです。
しかし、一方でうちの愛犬の場合は、涙やけが軽かったこともあり、食事を手作りにすることなく治りました。
みなさんも、愛犬が涙やけを少しでもしているのであれば、マイボーム腺の活性化か食事の手作りのどちらかを一度試しに実施して頂ければと思います。
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