みなさん、こんにちは!
よく犬のダイエット食におからが効果だということを耳にします。
実際、おからは、人間のダイエット食としても、高たんぱく、低カロリーがうたわれてますよね。
実際に、犬のダイエット食として、おからを使った食材やおやつも多数販売されています。
けれども、既製品を購入すると、どうしても費用がかかってしまいますので経済的ではありません。
結果から申し上げますと、普段食べているフードに混ぜてあげるだけでいいんです。
今回は、「犬のダイエットにおからはOK/フードに混ぜましょう!!」をご案内します。
犬のダイエットにおからはフードに混ぜてあげる
犬のダイエット食として、おからを使用するときは、まず、生のままではなく、加熱して水分をなくした状態にする必要があります。
これは、水分を含んだおからはとても傷みやすいための処置です。
加熱の仕方は、プライパンに油をしかないで、おからがさらさらのパン粉のようになるまで炒めるようなイメージで水分を飛ばしてください。
水分がなくなったら、冷凍保存すると長持ちさせることができます。
そして、犬のダイエット食として与えるときは、水を含ませて食べやすいようにしてあげてください。
なお、おからは、人間が思っている以上にカロリーの高い食材でもあり、100gあたり約110kcalと言われています。
このため、水分を与える前の状態で、小型犬なら小さじスプーン0.5~1.0杯、大型犬なら大さじスプーン1~2杯程度を目安にしてください。
そして、ドックフードに混ぜて与えるとかさ増しになり、食物繊維も多く腹持ちするのでダイエット効果が期待できます。
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犬のダイエット食としておからを与えるときの注意事項
犬は、もともと肉食動物ですので、人間に比べて腸は短く、大量の食物繊維を消化できません。
しかし、おからは豆腐を作るときでできる大豆の搾りかすなので、大量の食物繊維を含んでいます。
このため、実際におからを食べ過ぎて、犬が消化不良をおこして、不健康に痩せたという例も散見されます。
その他、おからの食べ過ぎで、下痢をしたり、吐いたりするケースもあります。
このため、分量はしっかりと守って与えてあげてください。
また、犬の中には、まれに大豆アレルギーの犬もいます。
この場合、目の周りや柔らかい部分がかぶれてくる、かゆみがあり、抜け毛が多くなる、下痢、嘔吐を繰り返すといった症状が現れます。
こうなったら、早い目に獣医さんに行ってください。
また、大豆は鼓腸症(腸にガスがたまって、げっぷ・おならが多くなる、おなかが鳴る、下痢・嘔吐が多くなる)の原因になると言われています。これは、大型犬に多い病気ですので、注意してください。
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最後に
おからは、食物繊維、カルシウム、タンパク質、カリウムなどが豊富に含まれている栄養食品です。
また、低カロリーな上に食物繊維も多いため、腹持ちがよく、犬のダイエット食としては効果的なものだと言えます。
しかし、ご案内させていただいたとおり、食べ過ぎてしまうと様々なトラブルが愛犬に降りかかってしまうことになります。
人間と同じで、犬も食べ物と相性があります。
まずは、おからを少量ずつから与えていって、愛犬とおからの相性をみた上で、ダイエット食として与えてあげてください。
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