みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は来客などを噛んだりするようなことはありませんか?
犬の心境変化は飼い主さんには分からないときが多々あります。
来客があって、今日はイイコにしているな、大人しくしているなと安心していたのに、急に来客に噛みついたりすると、本当にビックリしてしまいます。
こんなに愛犬が急変するなんて、愛犬なりに理由はあると思うのですが、一体どういうことなのでしょうか?
答えから言いますと、愛犬は自分の縄張りに入ってきた新参者に対して、自分の方が順位が上だと思っているということなのです。
今回は「犬が人を噛む理由を解明するガイド/来客を噛まなくなる方法を紹介」をご案内します。
犬が来客が帰るときに噛むのはどうして?
飼い主さんに来客がありました。このため、愛犬がケージに入ったり、テーブルの下で寝そべったりしていい子にしていたのに、また、来客に出したお菓子を欲しがることもなく、かまってほしいアピールもなく、いつもよりもイイ子にしていました。
ところが、そんな愛犬が、来客が立ち上がって帰ろうとしたところ、急に来客に近寄ってきて、いきなり来客の足にガブリというような経験は皆さんにはありませんか?
このような場合、ワンちゃんは来客を強く噛むようなことはありませんが、それでも来客は怒るに怒れずビックリされるでしょうし、飼い主さんとしてもオロオロしてしまい、とにかく謝るしかなく戸惑ってしまいます。
このように、つい先ほどまでイイ子にしていた愛犬に何が起きたのでしょうか?
見知らぬ人が突然動いたから、ビックリして、更にはつい獲物だと思ってしまって噛みついたということも考えられます。
しかし、普段は飼い主さんに対して噛み癖のない愛犬の場合、この場面で来客に 噛みついたのは、愛犬は自分を無視して家から出て行こうとしたことに対して、「一言ぐらいは挨拶くらいしていけよ」とアピールをしているのです。
では、なぜ愛犬は来客に対して、このようなアピールをする必要があったのでしょうか?
犬が急に来客に噛みつく理由は?
来客があったときに大人しくしているワンちゃんは、飼い主さんを自分の群れのボスと認識しているので、ボスが困ったりしないよう大人しくしていたのだと思われます。
そして、愛犬の過去の経験から、人が食べているお菓子を欲しがらなかったし、かまってちゃんにもならず、吠えもしませんでした。
しかし、それらのイイ子としての振る舞いは、あくまでもボスでありリーダーである飼い主さんのための振る舞いであって、愛犬としては来客を歓迎していた訳ではなかったのです。
愛犬にしてみると、主人が来客を喜んで受け入れているので、訪問者の入室を許したのです。
一方で、愛犬にしてみると、それでも訪問者は愛犬の縄張りである家の中では、順位は自分よりも下位にいる者なのです。
その下位の順位である来客が、序列上位の自分に断りもなく家を出ていこうとしたため、軽く噛みついて「注意した」ということなのです。
このような行為をする愛犬に大しては、どのような対処すればいいのでしょうか?
このようなときは、来客者にお願いして、帰る前に「いいコにしててくれたのね、またね」などと声をかけてもらって、愛犬に背を向けないようにして家を出ていくようにすれば、噛みつくことは防止できます。
犬が急に来客に噛みつく理由は?
また、 逆に来客が室内に入るのをどうしても許せないというテリトリー意識の強すぎるワンちゃんも困ったものです。
これでは、飼い主さんは来客を迎えることはできません。
このような愛犬の場合の対策方法の一つとして、来客があるときは家から連れ出して、途中まで来客を迎えに行くと、愛犬の対応が変わることがあります。
愛犬にとって、散歩コースは縄張りではあるのですが、他のワンちゃんや人との共有地帯でもあります。
そこで出会った人で、飼い主さんの知人であれば、初対面でいきなり吠えたりすることを回避するケースもあります。
そして、それから皆で一緒に自宅に向かって、家に着いたら、来客に先に室内に入ってもらう必要があります。
来客に先に自宅に入ってもらうことによって、愛犬にしてみると今まで一緒に歩いてきた他人が先にテリトリーに入り、自分が飼い主と一緒に室内に入ると、吠えないワンちゃんが多いのです。
これが不思議な犬の行動心理だと言われています。
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