みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は、嬉しいはずの場面でくしゃみをするということはありませんか?
実は、これ愛犬はワザとクシャミをしているそうなんです。「どうして、クシャミをワザとする必要があるの?しかも私に鼻水までかけて!」と思わず言いたくなってしまいますよね。
また、反対に愛犬にストレスがかかった時も、そのストレスを軽減するためにワザとクシャミをすることがあります。
「えっ、何がストレスになっているの?」と思わず聞きたくなってしまいます。
今回は、「犬がくしゃみをわざとするときガイド /嬉しいとき、ストレスがあったとき」をご案内していきます。
犬はくしゃみをわざとするのは嬉しい気持ち溢れた時
愛犬と一緒に生活していく中で、喜んでいるな!嬉しそうだな!と感じる時があると思いますが、そんな時に愛犬がクシャミをすることがあります。
例えば、おやつをあげようと思って取り出した時や、散歩用のリードを出してきた時なんかに「ハクション」とする場合です。
これは、愛犬自身が自分を落ち着かせるための手段としてクシャミをしているのです。
このような、愛犬自身が自分を落ち着かせるための考えと行動を「カーミングシグナル」と言われています。
犬のカーミングシグナルは、クシャミ以外にも、例えば次のようなものがあります。
- 尻尾を振る
- 耳を後ろにくっつける
- お漏らしをしてしまう(うれしょん)
- ペロっと出した舌
- 前足を伸ばして頭を低くお尻を上げる
これらの犬の行為・行動は、愛犬が喜んでいる時のサインだということは一般的に知られています。
そして、実はあまり知られいないのですが、クシャミもこれらと一緒で、愛犬が喜んでいるときのサインだということなのです。
例えば、
- 散歩に行く時
- おやつやごはんを与えようと取り出した時
- 遊んであげようとおもちゃを出した時
- 留守番させていて飼い主さんが帰宅した時
などのクシャミは、愛犬がこの嬉しさを抑えきれないという状態なんだと考えてください。
こんなときは、愛犬をそばに寄せてあげて、優しく微笑み、落ち着いたあとで遊んであげるといいですね。
犬がくしゃみをわざとするのはストレスを感じた時
犬がくしゃみをわざとするほどのストレスの原因は?
犬が病気等ではないのにワザとクシャミをするのは、前述のとおり愛犬が嬉しい場面で行うこともありますが、反対にストレスを感じた時にもクシャミをすることがあります。
こんなとき、飼い主さんとしては何か心当たりがあれば、その原因を取り除いてあげればいいのですが、心当たりがない場合は、その原因を確認することから始める必要があります。
例えば、最近、
・ 散歩に行く機会が減った
・ 遊んであげる時間が減った
から始まって
・ 新しい空気清浄機を購入した
・ 見知らぬ来客があった
など、人の場合だと「どうしてこれがストレスになるの?」と思うようなことも愛犬にはストレスになることがあるのです。
関連記事:犬がストレスを感じるのはこんな場合も
愛犬はストレスを感じてしまうと、愛犬の自律神経が乱れて体調が崩れてしまいます。
そして、その自律神経の乱れによる体調変化として、「くしゃみ」であったり、「前肢を舐める」であったり、「震え」であったり、「下痢」であったりというサインを愛犬は出すのです。
つまり、愛犬はストレスからくる不安な精神状態をクシャミをして自分自身で落ち着かせようとしているということなんです。
犬のストレスを和らげるために
しかし、一方で愛犬にストレスの原因が分かっても、飼い主さんとして対応できないケースもあると思います。
例えば、飼い主さんが仕事で忙しく、散歩に行く機会が減ってしまったとか、遊んであげる時間が取れないという話はよく聞きます。
こんな時は、愛犬の気分転換を上手にしてあげましょう。
例えば、毎日散歩に行けなくでも、休日にはドックランに連れて行ってあげて運動不足を解消してあげるとか、毎日遊んであげられなくても、休日はずっと一緒にいてあげるなどをしてあげると、愛犬にストレスが大幅に解消されたという例も多々お聞きします。
そして、さらに生活リズムを整えさせるため、朝一番の散歩も有効な方法です。
その理由は、朝起きて活動を始めと交感神経が優位になり、夜に寝る際には副交感神経が優位になるというのが理想なのですが、ストレスによってこのバランスが崩れて、さらにストレスを感じてしまうという悪循環を防ぐためなのです。
この生活リズムを整えるための良策は、朝一番の散歩だと言えます。
さらに、元々犬はリーダー(飼い主さん)に忠実な生き物であるため、自由な遊びや甘やしは苦手な反面、厳しい命令・しつけを恐れるという性質があります。
このため、愛犬を全く自由にさせることなく、適度な負荷とリラックスを与えることを心掛けて接していくことが必要だと言えます。
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