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犬の風邪の症状がどんなときに動物病院を受診する必要があるの?受診料はどれくらい必要なの?

犬が風邪をひいたとき

みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は、季節の変わり目などで、咳をしていたり、食欲がなくなっていたり、鼻水を垂らしていたりしているようなことはありませんか?

こんな時は、どうすればいいのでしょうか?「取り敢えず、動物病院に連れて行こうか?けどお金もかかるしもう少し様子をみようか?」という悩みは飼い主さんとしてはやむを得ないところです。

今回は「犬の風邪の症状がどんなときに動物病院を受診する必要があるの?受診料はどれくらい必要なの?」をご案内します。

 

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犬の風邪ってどんな症状なの?

犬と人の風邪の症状はとてもよく似ています。つまり犬の風邪の症状も、のど、鼻、熱、下痢などの症状があり、具体的には次のとおりです。

  1. くしゃみ・鼻水
  2. 発熱(ちなみに犬の平熱は39.9度まで)
  3. 下痢
  4. 嘔吐
  5. 食欲が低下して元気がなくなる

 

しかし、実は、犬にとっては「風邪」という病名はありません。

犬の場合は、一般的には「呼吸器疾患」と呼ばれたり、別名では「ケンネルコフ」という場合や「伝染性気管支炎」と呼ばれることもあります。
そして、この疾患は、ウィルスや細菌感染によって発症しますが、その症状は発熱する、クシャミ・鼻水がでる、咳・痰が出るという人の風邪の症状と似ているため「犬風邪」と言われているのです。

そして、この「犬風邪」の主な症状としては「咳」を繰り返してするというのが多いです。

「咳」の回数が増えて、微熱が出るという症状でも、3日以内で咳を治まり微熱が下がっていけば問題はないのですが、その軽い「犬風邪」が原因となって混合感染を引き起こし、高熱になって肺炎へと移行することもあります。

犬の世界でも「風邪は万病の元」なので、飼い主さんとしては、少し症状がおかしいと思ったら、直ぐに動物病院を受診してください。

なお、動物病院で受診をして、獣医さんから一番最初に聞かれるのは、「どのくらいの頻度で咳をするのか?」「なんとなく元気がなくなり、熱っぽくなったのはいつ頃からか?」「いつから鼻水を垂らしているのか?」などです。

このため、常日頃から愛犬とのコミュニケーションの中で、「いつもよりも熱っぽくないか?」「咳・くしゃみの回数がいつもよりも多い」などを家族全員が気にかけてあげて情報を交換をしてください。

また、少しでも様子が変だなと思った場合は、体温測定をしてあげるなどによって愛犬の健康管理をしてあげてください。

なお、動物病院で行う体温測定は肛門に体温計を入れて行いますが、次の方法で肢の付け根から体温測定をする方法で愛犬の平熱を知っておくことで適切な健康管理につながります。

関連記事:飼い主さんでも簡単にできる愛犬の体温測定の仕方

 

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犬の風邪ってどんな症状のときに動物病院に連れていくべきなの?

それでは、次に愛犬の風邪の症状がどんなときに動物病院に連れていくべきなのかを御案内します。

答えから申し上げますと、これも人間と同じです。まず、愛犬が元気がなく食欲が低下して辛そうにしている時は直ぐに動物病院に連れて行ってあげてください。

また、咳をしている場合は、①咳の回数が異常に多い場合や、②黄緑色の痰が出ていたり、③咳をしていなくてもハーハーと呼吸が荒かったり、④舌の色が青い場合は獣医さんに診てもらうようにしてください。

次に、くしゃみ・鼻水の場合は、①黄緑色の鼻水を出している場合、②顔が通常よりも腫れっぽい場合は、獣医さんに診てもらってください。

また、その他には、発熱などの風邪の症状が3日以上経過しても改善されない場合や、自宅で様子をみていたら、軽い風邪の症状から急に元気がなくなり、咳・くしゃみの回数が酷くなったなど症状が悪化した場合は早急に獣医さんに診てもらってください。

 

つまり、愛犬が風邪をひいて動物病院に連れて行った方がいいと思われるのは、次のような場合です。

  • 元気がなく食欲が低下して辛そうにしている
  • 咳の症状があり、その回数が異常に多い
  • 咳の症状があり、咳をすると黄緑色の痰をだしている
  • 咳の症状があるが、咳をしていなくてもハーハーと呼吸が荒い
  • 咳の症状があり、舌が青い
  • くしゃみ・鼻水の症状があり、黄緑色の鼻水を出している
  • くしゃみ・鼻水の症状があり、併せて顔が腫れぼったい
  • 風邪の諸症状が、3日以上経過するが改善されていない
  • 軽い風邪の諸症状があったので自宅で様子を見ていたが、急に元気がなくなり症状が酷くなった

 

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犬の風邪で動物病院を受診した場合の料金は?

それでは、最後に犬が風邪をひいて動物病院を受診した場合の料金を一例としてご案内します。

この料金は、「呼吸器疾患(ケンネルコフ)」を発症する犬ジステンパーウイルス感染症に罹患した場合の治療費の例です。

 保険会社の保険金支払いデータを参考にしたものですので、動物病院によってはもう少し高額な場合もありますので、ご承知おきください。

・ 診  察  1,000円
・ 点  滴  2,000円
・ 注  射  1,500円
・ 合  計  4,500円

 



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ゆう

 ワンちゃんが好きで、ブログを立ち上げました。
 犬のことで、私の知っている知識・ノウハウをみなさんに分かりやすく伝えたいと思っています。
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コメント

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