みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで皆さんの愛犬は、しっぽを振っていて機嫌が良さそうなのに、近寄っていって撫でようとすると、噛みつかれそうになったことはありませんか?
今回は「犬の尻尾の振り方でその時の気持ちを理解しよう!」をご案内します。
犬がしっぽを振っているのに噛みつく理由は?
みなさんは、愛犬が窓の外を見ながらシッポを振っているので、声を掛けながら近寄っていって、撫でてあげようとすると、いきなり噛まれそうになったことはありませんか?
飼い主さんとしては、愛犬がシッポを振っていて上機嫌だと思っていたのにどうして?と驚いてしまいますよね。
しかし、犬のシッポの振り方には種類があります。
この犬のシッポの振り方の種類を理解していないと、愛犬の気持ちを読み違えてしまうことにもなりかねません。
犬という動物は言葉を話すことができませんので、吠え方や鳴き方などで自分の気持ちを表現するほか、いつも全身で感情を表現をしています。
そのなかでも、犬の感情表現で目立って分かりやすいのはシッポの動きです。
一般的には「イヌが尾を振る」という行為は、犬の機嫌が良い、嬉しいときと言われています。
でも、犬のシッポの振り方によっては、嬉しいばかりでなく、不安だったり、緊張だったりと、違う気持ちが表現されていることがあります。
犬が嬉しくてシッポを振っているときは、シッポがちぎれんばかりの勢いで振っています。
例えば、飼い主さんが帰宅したときや、散歩中に仲良しのワンちゃんと出会ったときなど、一番分かりやすいシッポの振り方です。
さらに、最上級の愛犬の喜びは、シッポばかりでなくお尻まで、くねらすように振っているはずです。
しかし、一方で、飼い主さんを噛もうとしたときのシッポは、先のほうだけが左右にゆっくりと揺れている感じだと言えます。
このような、尾の振り方をしている犬は、何かを警戒しているようなことが多いです。
おそらくですが、窓の外を見ていてシッポを振っている場合などは、窓の外の何かを警戒していたり、緊張していたのではないでしょうか。
そして、そのような緊張感の中で、急に飼い主さんが近づいてきて、手が伸びてきたので驚いて噛みつこうとしたのではないでしょうか。
犬のシッポがゆっくりと振っているときに注意すべきこと
このような、犬のシッポがゆっくりと先だけの振り方は、散歩中に他のワンちゃんに出会ったときや、見知らぬ人に声を掛けられた場合などでも見せることがあります。
飼い主さんとしては、他のワンちゃんや見知らぬ人に対して、突然にガブリと噛みついてケガをさせないよう注意する必要があります。
一方で、同じゆっくりとシッポを振る場合でも、シッポの根元から左右に大きく振っている場合は、親愛の情をしめしています。
つまり、散歩中に出会った他の犬に対して、「あなたのこと興味があります。よろしくね。」といったような気持ちなのでしょう。
また、見知らぬ人に対してゆっくり大きく振っていたら、「飼い主さんのお知り合いですね、よろしくね。」というような声が聞こえてきそうです。
イヌの尻尾は、振る以外にもその時々の心理をよく表わすものです。よく知られているのは犬がシッポを垂らしているや、或いはシッポを尻の間に挟み込んでしまっているときは、怯えの仕草です。
犬同士のコミュニケーションが苦手な場合や、他のワンちゃんと出会ったときによく見られます。
出会った他のワンちゃんが、自分よりずっと強いと理解しているとき、服従の気持ちを表わそうとしてシッポを垂らしたり股間に巻き込んだりしているのです。
このように、愛犬のシッポの動きを理解することは、愛犬の気持ちを知るための最初の一歩だと言えます。
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