みなさん、こんにちは!愛犬は元気にしていますか?
ところで、みなさんの愛犬は、飼い主さんが呼んでも反応せずに無視しているような態度をとることはありませんか?
そうなんです。犬は飼い主に呼ばれたことを分かっていても、呼ばれたことを気付かないフリをして無視することがあるのです。
今回は「犬を呼ぶけど反応しないのはワザとなの?」をご案内します。
犬を大声で呼んでも聞こえないフリをするのはどんな時?
愛犬の名前を呼ぶのに反応しない。そんな場面はありませんでしたか?どんな犬にも、そんなことがあります。
例えば、リードを外して自由に走らせてもらえる散歩コース、そんなところに行くと愛犬は大喜び!チョット飼い主さんが呼んでも夢中になって走り回って全然振り向いてくれないでしょう。
これは、飼い主さんの声が聞こえないほど集中して走り回っているのではありません。聞こえていても、聞こえないフリをしているだけです。
その理由は、次に何が起こるのかを分かっていて、そうしたくないという態度なのです。
つまり、「呼ばれる」⇒「リードで繋がれる」⇒「自動車に乗せられる」⇒「家に帰る」ということを過去の経験から学習しているのです。
愛犬としては、折角楽しんで走り回っているのに飼い主さんからの返事に反応してしまうと、自分の楽しみが無くなってしまうことを過去の経験から学習しているのでしょう。
そして、このような場合と同じように、愛犬は飼い主さんからの呼びかけに反応してしまうと、自分の楽しみが奪われる又は自分が嫌な目に合うというような状況では、飼い主さんからの呼びかけを無視することがあります。
犬が大声で呼んでも反応しないときは
このように、犬の行動はメリットがあれば行動を始め、デメリットがあれば行動をやめます。
このため、飼い主さんからの呼びかけに反応することで、お気に入りの散歩コースから帰るというデメリットだけでなく、何らかのメリットがあれば愛犬も飼い主さんの呼びかけに反応するようになるはずです。
このため、次の2つのことが必要になります。
- 呼んで来たら大げさにしっかりと褒めてあげる
- 呼ばれると良いことがあることを教える
呼んで来たら大袈裟にほめる
まず、飼い主さんの呼びかけに対して、愛犬が来たら毎回しっかりと褒めてあげましょう。
愛犬との日常生活の中では当たり前のことなのかもしれませんが、どんな場面でも呼んでこちらに来てくれたらしっかりと大袈裟に褒めてあげてください。
そして、飼い主さんに呼ばれるて、飼い主さんの元に行くことで褒められるということを学習させてあげてください。
呼んで来たらご褒美をあげる
また、大げさに褒めるだけではなく、例えばオヤツなどのご褒美を与えてあげると、その効果は高まると言えます。
また、オヤツをあげる際のコツですが、初めは普段の日常生活の中で繰り返して実施してください。
そして、上記の例のように、お気に入りの散歩コースではしゃいでいる時での呼びかけは最後にしてあげてください。
そして、お気に入りの散歩コースで、9割方戻ってくるまでは必ずオヤツをあげるようにしてあげると次第に戻ってくるようになってきます。
ちなみに、9割方戻ってくる前にオヤツを抜いてしまうと一気にモチベーションの低下を招く可能性があるので注意です。
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